■エジプトの結婚式 2004.5.17 update

先日、エジプトで初めて結婚披露宴に出席しました。上司のお嬢さんの結婚式で、とても裕福な家庭の結婚式です。披露宴は高級ホテルのバンケットルームで行われました。エジプトではこういった披露宴は、夜行われるのが普通です。21時からということでしたが、出席者はまだチラホラといった感じで、結局はじまったのは、22時くらいでした。

まず、新郎、新婦が花で飾られたロビーの階段からアラビア音楽の中、降りてきて、ロビーでしばらく踊ります。衣裳は、西洋と同じウェディングドレスとスーツです。そしてライスシャワーならぬ、小さなボタンのような金飾りと目の形のお守りをみんなから受けて、会場に入っていきます。

日本のように、堅苦しいスピーチなどはなく、ずっとみんなで踊りまくります。歌手なども登場して、生演奏です。花嫁の父もノリまくりでした。我々も花嫁と踊ってきました。そして、シャンパンで乾杯といきたいとこですが、ここはアルコール禁止のイスラムの国、ジュース(オレンジ、マンゴ、イチゴジュースなど)で乾杯です。しかし、アルコールが入っているのと同じ、イヤそれ以上の盛り上がりがあるのは、エジプト人たちの明るい国民性でしょうか。

そして、深夜の1時頃、ケーキカット。10段くらいある大きなケーキでした。新郎・新婦はお互いケーキを食べさせあってアツアツぶりを発揮です。そして、やっと食事の時間です。ビュッフェ形式の食事でした。しかし通常、ご祝儀という習慣がないため(物を贈ることはあるようですが)、全ての費用が当事者負担となるので食事が出ないことが多いそうです。そして、我々はここで帰りましたが、この後、明け方4時くらいまでは続いたようです。ずっと踊りまくりで、新郎・新婦、出席者共に、体力がいるなあ!というのが感想です(笑)。でも、堅苦しさもなく、みんなでワイワイ楽しむといった、披露宴もなかなかいいですね。

エジプトでは、結婚はまだまだほとんどがお見合い結婚です。まず、男性は女性の父親に、結婚を申し込みます。そこでOKが出ないと結婚できないわけです。そのためには、父親が納得する経済力がなければいけません。それは、なんといっても住まい、アパートです。賃貸はダメです。いつ消えるかわからない愛情より、確かなものといったところでしょうか。ですから、年をとってから結婚する男性も多く、年の離れた夫婦もたくさん存在します。

また、イスラム教では、4人まで妻をもつことができますが、これは、イスラム教が興った時代、戦争による未亡人が多く、その救済のためだったわけで、一人の奥さんでも大変なのに、複数の奥さんを持つ事はほとんどないのが現状です。ちなみに、複数妻を持っている人は、妻帯者のうち1%以下だそうです。

画像上:新郎・新婦登場の時に、みんなから撒かれたボタンと目の形をしたお守り
画像下:女性雑誌の巻頭にいつも載っている結婚披露宴の記事


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