■エジプト人は音楽好き 2004.4.19 update

エジプト人は、古代の時代から音楽が大好きでした。お墓や神殿の壁画に、宴会で楽器を奏でてるレリーフがたくさん見られます。では、現代のエジプト人の間では・・・? エジプトで一番有名な歌手といえば、なんといっても「オム・カリスーム」、エジプトの美空ひばりといったところでしょうか。どちらももうこの世にはいらっしゃいませんが。いつもハンカチを手にもって、感情をたっぷり込めて歌う姿が、今でもテレビでよく流れています。

エジプトの歌謡曲は、日本の演歌に似ていると思います。なんといっても、こぶしがきいているところは、演歌そのもの。これは、現代のエジプトポップスにも受け継がれてます。そのエジプトポップスの一番人気歌手といえば、「アムル・ディアブ」でしょう。エジプトのリッキー・マーティンとも言われています。彼がビデオクリップで着ていたセーターが流行ったり、彼の髪型が流行ったりするのが、人気の証でしょう。

衛星放送などでは、流行のアラブやエジプトポップスを24時間流してるチャンネルもあって、喫茶店などでいつも見ることができます。こういったビデオクリップのチャンネルが近年どんどん増えてます。

さて、音楽を聴くのに、日本ではMDが主流ですが、エジプトでは、まだMDは普及していなくて、やっとCDが普及してきたところ、主流はまだまだカセットテープなのです。カセットテープだと、1本10ポンド(約170円)、CDだと50ポンドくらい(約850円)で手に入ります。ということで、デッキもカセットとCDが一緒になったものばかりです。車のカーステレオももちろんカセットです。タクシーに乗ると、大きな音でガンガンと流行の曲をかけてることもしばしば(ちょっと迷惑・・・)。

音楽好きのエジプト人たちは、お酒などなくても(イスラムではお酒は禁止)、流行の曲にあわせて、いつでもどこでもガンガンのりまくっています。

画像上:アラブの星ともいわれたオム・カリスーム(右)と、人気歌手アムル・ディアブ(左)
画像下:ショッピングモール内のミュージックテープ店


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