■エジプトの携帯電話事情 2004.1.19 update

エジプトでは、ここ3〜4年で随分携帯電話が普及しました。あちこちで携帯電話を持った人たちを見かけます。しかし、日本のようには電話機自体が安く手に入らないので、全体的な普及率は日本と比べるとまだまだ低いですが。安いものでも日本円にすると1万円近くします。こちらの物価からするとかなり高価なものです。カメラ付携帯などは、安いものでも4万円くらい、少しいいものになると7万円くらいしてしまいます。値段の割にはカメラの性能がよくないです。エジプトはGSM方式なので、日本の高性能で多機能の携帯が使えないのが残念です。

昨年(2003年)4月から、カメラ付携帯が登場して写真がメッセージで送れるようになりましたし、動画が撮れるものもでてきたようです。しかし、カメラ付携帯を持ってる人が少ないので、あんまり利用されてないのが現状です。エジプト人にとってこういった機能より、着メロの方に興味があるようです。流行っている曲の着メロを、自慢げに披露している人をよく見かけます。

かつては、携帯を持っていること自体がステータスで、携帯を持っていることを知らせるため、ずっと着信音をならしっぱなしにして電話になかなかでない人もよく見かけましたが、さすがに最近は減ってきました。おしゃべり好きなエジプト人に携帯電話が普及するのに時間はかからなかったようです。

現在、携帯電話の会社はMobinilとVodafoneの2社です。この2つの会社がサービスを競ってますが、Vodafoneが優勢といったところでしょうか。料金体系は、ライン契約だと基本料が日本円にして1800円くらいから。契約タイプによってかわってきます。通話料は1分約4円です。プリペイドもあって、こちらは最初にSIMカードを買って、あとはリチャージカードを買ってリチャージします。通話料は1分約30円と割高です。あまり電話しない人にとっては、プリペイドの方が安くなるので、プリペイドで使う人も多いです。

エジプト人たちは、親しい友達とは常に連絡を取り合うのですが、プリペイドの通話料は高いので、お互いワン切りして、一応君のことを気にかけてるよ!と知らせあってる人もいるとか・・・最近では、街中の店の一角で携帯電話1分50ピアストル(約9円)という看板を見かけるようになりました。店で携帯を借りて電話をして、かけた時間分お金をお店に払うというシステム。いろんな商売がでてくるものですね。

ちなみに外国人は観光ビザだとライン契約ができないなど規制があり、プリペイドを使ってる人が多いのですが、最近便利なサービスができました。毎月基本料を支払って、通話料はプリペイドのようにリチャージカードを買ってリチャージするのですが、通話料はライン契約と同じというものです。電話をすればするほど、基本料も安くなるので電話をかける機会の多い人には、便利なサービスです。

10年ほど前には、公衆電話すら普及してなくて、国際電話をかけるのも何時間もかかってかけていたことを考えると、このエジプトもかなり発展したなあと感激してしまいます。なんせ、ピラミッドの前で、携帯電話で日本に新年のおめでとうコールができる時代になったのですから。

Mobinil(画像上)とVodafone(画像下)。それぞれ携帯電話会社のライバル会社です。

【短信】今、エジプトは観光シーズンで、仕事が多忙の為、ほとんど自宅にいない状態が続いています・・・ (1/11)


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