■夏もそろそろ終りです。 2007.8.21 update

オランダは、1日だけかなり暑い日がありました。夜も寝苦しくて、日本から買ってきたアイスノンを使ってしのぎました。もちろんクーラーなんてある家はまず無いし、扇風機を持っている家も多くはありません。買ったところで、1年に2日3日ぐらいしか使えませんから。

あまりにも暑い日が少なかったためか、蚊もほとんどいません。もともとそんなにいないのですが、今年は全然いない、と言っていいぐらい少なかったです。そのかわり、うちでは猫のせいでノミが大発生して大変な目にあいました。あちこち食われてかゆくて、かゆくて。日本から何かのついでに持ってきたムヒが活躍しました。こちらでも虫さされの薬は売っていると思いますが、わざわざ買うほど何かに刺されないのでオランダでは買った事ありません。

ところで、私の住んでいるところ(ゼーランドという県)は、ムール貝で有名な地域です。ここで養殖されたムール貝は、パリやブリュッセルのレストランでもよく食べられています、というか、レストランで食べられているほとんどのムール貝はここのです。よーく見ると、「Zeeuwse Mosselen」というオランダ語の旗がパリなんかでもレストランの外にヒラヒラしています。ゼーランドのムール貝、という意味です。

もっと南に行くと、もちろんスペイン産などもありますが。夏はムール貝のシーズンです。よく「R」のつく月がシーズン、と言われますが、Rのまだつかない8月は「初物」が出るという事でこの時期は、ゼーランドのあちこちの村で「ムール貝食べ放題」イベントが行われます。数百円程度を払うだけで、お腹いっぱいムール貝が食べられます。まあ、そうそう食べられるものでもありませんが。一人1キロか2キロぐらいでしょうか。ムール貝は特に、貝の外側が重いので、中身だけだとたいした量にはなりませんね。

その他、オランダはウナギの燻製も美味しいのですが、「ウナギの燻製コンテスト」というイベントもありました。出場者には6匹ずつウナギが配られ、それをいかに美味しい燻製にするか、を競います。暑いのに火をおこしてつきっきりで面倒をみます。ウナギと言えば蒲焼き、という気がするでしょうが、燻製もかなり美味しいものです。ビールのおつまみに、サンドイッチの具にはたまた日本風に食べるならばワサビ醤油でも美味しいです。脂がのっててぺろり、と1匹いってしまいます。

夏の終わりには、ケルミスという移動遊園地が来ます。移動遊園地なので、夏休みの始めに来る地域もあるでしょうが、うちのあたりにはいつも夏の終わりにやってきます。ミニジェットコースターやら観覧車、バンジージャンプのようなもの、射的、クレーン、ゴーカート、メリーゴーランド、小さいながらもかなりな種類があります。朝から夜中まで1週間ほど、朝から晩まで賑やかというか、ものすごい騒音です。パリで事故があって数人死亡したそうですが、オランダのニュースで、ケルミスに来ている子供達にインタビューしていました。全然問題無い、とみんな言っていましたが、まあ、問題あったらやだな、と思う子は来てないような気が、、、。

最終日には打ち上げ花火です。日本と違って、こちらでは花火文化があまり盛んではありません。なぜなら、夜がいつまでたっても暗くならないから、、、。子供はとっくに寝静まった10時頃、やっと暗くなってきます。日本は早い時間から暗いので、子供と花火できるから花火が栄えたのでしょうね。というわけで、ここでは、もう日本で言ったら夜中、という感じの時間にドーン!とあがります。新年を迎えた時にもものすごい数の花火が上がるのですが、ここでは小規模の日本の花火大会ぐらいの規模の打ち上げ花火が上がります。なかなか懐かしい感じがします。

これが終ればもう新学期。この原稿が掲載される頃には、子供たちは夏休みおしまいです。9月から始まる新学期、また自転車で登校です。それと同時に秋がやってきます。うっかりすると、秋を通り越して冬がきてしまったりする時もありますがね。

画像上右:今の季節、庭にはこんな花がまだ咲いています。
画像上左:畑では、ブラームン(ブラックベリー)が食べごろです。
画像下右:あついー! 羊もいくらこの間毛を刈ったとはいえ、暑そうです。
画像下左:干し草をプレスして納屋に入れました。まだワゴンから積みおろしてはいませんが、これで冬をむかえる準備ができました。


<<もどる