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毎日、毎日雨ばかり降っています。たまに晴れてもすぐ雨。しかも豪雨です。イギリスではウインブルドンのテニスがやってるこの季節はいつも雨です。オランダでもウインブルドンの始まる前の週は大きいテニスの大会があるんですが、それもけっこう毎年雨が降ります。他の週にずらす事も検討された事もありますが、1、2週間ずらしたところでやっぱり雨でしょう。
画像右:造船所博物館はこんな色なので、すぐわかります。
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さて、私が住んでいる村では、先日ミュージアムがオープンしました。造船所の博物館です。昔むかし、1763年、まだ木で作った船がメインだった頃、ここでは沢山の魚船が作られていました。ここで魚があがると、民族衣装のおばさん達が魚市場へ出すため、天秤棒に桶をぶらさげて、往復8キロもの道のりを町(ミデルブルグ)まで木靴で歩いていていったものだそうです。
今ではもっと大きい港、フリシンゲンに移動してしまったため、うちの村から直接漁に出る船はありませんが昔、どのように船をつくっていたか、その技術を見る事ができる博物館になりました。
造船所博物館の中では、いくつかの建物にわかれていて、船が作られる行程などを見る事ができます(木を火であぶって曲げたりする実演など)。そんなふうにして作っていたのね!という工夫がいくつも見られました。
昔の漁に出ていた船や、模型の展示もあります。この船は特殊で、潮の満ち引きで水が浅くなっても大丈夫な作りになっていて、このタイプの船はこの村でしか製造されていなかったのです。のちにヨットの原形にもなりました。そのへんがこの博物館の存在価値でしょうか。
画像左:TVも取材にきていました。
画像中:正装の民族衣装(頭にレースのかぶりもの付き)のお婆ちゃん達。
画像右上:普段着のお婆ちゃん。
画像右下:船でセレモニーにやってきた人々。
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オープニングセレモニーには、村中みんな集まったか、という混雑ぶり。うちの村にあるミュージアムと言ったら、村の歴史博物館ぐらいですから、村の人も興味津々です。この造船所博物館は、村のメインストリートの端のカフェの裏手、もとの港に面しています。運河(もとはアルネという川でした)があるのですぐわかると思います。セレモニーには、正装バージョン(頭にレースのかぶりもの付き)の民族衣装のお婆ちゃんも招待されてました。見物人の中には普段着の民族衣装のお婆ちゃんもいました。
開会式の後、中を見学できましたが、もちろん、普段は入場料がいります。造船所と村の博物館の2つセットのチケットもあります(3.5ユーロ)。ホームページもできたようですが、まだオランダ語のみしかないので、ちょっと読むのは難しいですね。
ちなみに、村の歴史博物館は、村のメインストリート(って、ものすごく短い一本道ですが)のもと村役場の向かいの家を改装して博物館にしています(Arnemuiden アルネマウデンという村です)。どちらも週に2回、13時〜17時まで、水曜日の午後と土曜日の2日しか開いていません。ボランティアが受け付けしています。
村の民族衣装の展示もあります。村の教会のすぐ脇なんですが、教会の入り口付近に、お婆ちゃん御用達の民族衣装屋もあります。ここで布やらアクセサリーやら買ったりオーダーしたりできます。レンタルもできます。着付けもしてもらえますよ(日本円に換算すると5,000円ぐらいです)。
興味がある方は、何かのついでがありましたらどうぞおいでください。
・Arnemuiden(アルネマウデン)村には電車の駅があります(各駅停車のみ、1時間に1本)。駅から歩いて3分。
・最寄りの大きい駅は、Middelburg(ミデルブルグ)です。
・Middelburgへは、アムステルダムからVlissingen(フリシンゲン)行きの快速 で約2時間半です(1時間に1本)。
・位置的に、オランダの一番左下です。
・Middelburgで乗り換えで一駅戻ります。そこにArnemuidenがあります。
・MiddelburuはZeeland(ゼーラント)という県の県庁所在地であり、ホテルやキャンプ場が沢山あります。
・都会からは日帰りは難しいですが、泊りがけで是非どうぞ。
画像左:こんな底が平らな船です。
画像中:小さく見えますが、陸にあげるとけっこう大きいです。
画像右上:セレモニーのために漁船大集合。
画像右下:実演の係のおじさん。自分の技術を多くの人に見てもらえるのが嬉しくてたまらないそうです。
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