|
10月に入って、オランダは雨ばかりです。普通は年間を通じてよく、しょぼしょぼ雨が降るのですが、今年は夏にほとんど降りませんでしたので(数回大雨はありましたが)、やっと本来のオランダにもどってきたかな?という感じです。
さて、臭い話といっても、最近撒いた肥料が臭いという話ではありません。いや、たしかに、風向きが悪いと肥料を撒いた直後はかなり臭いです。特に、鶏糞(にわとりの糞)は強烈で、ハエもいっぱい発生するので、家のなかにもものすごい数のハエが入ってきます。牛糞もけっこう臭いです。まあ、牛を飼ってる農家の前を通ると、肥料を撒く前から肥料な臭いがしているわけですが、地面に散布すると臭いも広がるのでくさいです、、。でも、科学薬品と比べれば自然の肥料のほうが作物の成長もいいので、積極的に使いたいものではあります。
今回する臭い話は、人間のお尻から出る臭いにおい、つまりおならです。オランダ人だっておならぐらいします。おならよりげっぷのほうが人前でするのははしたない、とか言われますが、やはり臭いのはおなら。特に、タマネギを食べた後はかなり臭いです。日本のタマネギでそんなに臭いおならが出た記憶はないのですが、オランダのタマネギは強烈です。いったい何が違うのか? うちは自分のところでタマネギを作っている関係で、スーパーでは買う事はないのですが、うちのタマネギもスーパーで売買されるので、同じタマネギです。日本式カレーを作ると何故か大丈夫なんですが(スパイスの関係??)、野菜炒めに使ったり、チャーハン、味噌汁、どれも食べたその日の夜から次の日も、どこでこの臭いをどうするか?というのが問題です。
自宅にずっといる場合はまあ、出ちゃった、えへへへ、でなんとかなりますが、会社や、室内スポーツに出かけるとごまかすのに結構大変です。おならは出さないと体にも悪いですから、なんとか出すに限りますが、私もバレーボールの試合中に苦労しました。しかし、その時は別の臭いが。キャプテンが「今日はブラウンボーネン(茶色い豆)スープが夕食だったのよ。皆さん、臭くてこめんね」と言っていたので、豆スープ(特に茶色い豆)はおならが出易いようです(たしかにタマネギには負けますが、臭かったです)。
うちでは親子どんぶりをたまに作りますが、そのまま作ると、とんでもなくタマネギがきついので、薄切りにしたタマネギを一度茹でてから使っています。うまみも何もあったもんじゃない、と思われる方もいるかと思われますが、そのままだと匂いがきつくてタマネギの香りしかしません。他の日本人家庭でも、最初に茹でてる、という話はちらほら聞いた事があります。勿論、タマネギに強い体質の人や、そのきつい香りが好きな人は全然平気でしょうが、、、、。生のタマネギを食べる習慣のあるトルコ人とか、オランダでどうしてるんでしょうかね? トルコでもこんなにタマネギきついんでしょうか。あ、そういえば、オランダの名物、生ニシンにも生タマネギのみじん切りがついてきます。私はつけないのですが、これもいっぱい食べると大変そうです。
ところで、この臭いおならを覚悟しても食べたい冬の食べ物があります。オニオンスープです。タマネギを飴色になるまでよーく炒めて作るこのタマネギのスープは、ぎょっとするほど大量のタマネギで出来ています。カップにそそいで薄切りフランスパンを浮かべ、そこにたっぷりのチーズをかけて、チーズにいい焼き色がつくまでカップごとオーブンで焼く、この食べ物は当然、食べた後が大変なのですが、そんな事はどうでもいい、と思えるほど、美味しいです。
自分で作るには手間がかかりすぎる、と思えば、ランチカフェなどに行けば手軽に食べられます。店で出している料理のつけあわせのフランスパンが美味しい店ならまず美味しいオニオンスープが食べられる事でしょう。フランスパンが入っているので、フランスの食べ物のイメージですが、オランダでも全土で食べられます。熱々を食べるのは美味しいのですが、なかなか冷めにくいので上顎をよくやけどします。溶けたチーズのせいですが、美味しいのでついついほどよく冷めるのを待てなかったりするのです。
私の住む街にも、オニオンスープが美味しいパン屋さん兼カフェがあります。ああ、そんな事を書いていたら食べたくなってきました。今から友達を誘ってランチに行ってきます! 私の今年の秋初オニオンスープです。もうムール貝も牡蠣も美味しい季節ですね。
■おまけ:オニオンスープの作り方 3、4人分
□材料
・タマネギ 300グラム
・バター30グラム
・小麦粉大さじ1
・ブイヨン(スープ)1リットル。これは、マギーの牛とか鳥ブイヨンとか使って作る。
・塩、胡椒
・とろけるチーズ100グラム
・フランスパン薄切り、一人2枚ぐらい
□作り方
(1) タマネギを洗って極細切りにする。フライパンにバターを入れて弱火で飴色になるまで炒める(かなり時間がかかるが)。
(2) 小麦粉を振り入れ炒め、混ざったらブイヨン(スープ)を注ぎ入れ、15分ほど煮込む。
(3) 塩、胡椒で味をととのえる。
(4) 人数分の耐熱容器(マグカップなどでもいい)に注ぎいれ、フランスパンを浮かべ、チーズを上からのせる。
(5) 200℃のオーブンで5、6分焼く。容器がかなり熱くなるので、食卓に出す時も、食べる時も気を付けてください。
画像上:これがうちのタマネギ。平べったいタイプです。他に球状のものもあります。
画像中:タマネギと鳥肉とピーナツソースの料理。一見カレーっぽいということで、以前ご紹介しましたね。
画像下:あつあつオニオンスープ。
|