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サクランボの季節になりました。日本でももうそろそろ佐藤錦が食べられますね。オランダでもサクランボは食べられますが、日本でもあるアメリカンチェリーのような、大きくて黒いものがほとんどです。お隣りの国、ベルギーやドイツでは、なぜか、赤いチェリーが普通に買えるので、行く機会があったら必ず買ってしまいます。人間、どうも、ないものが欲しくなるものです。美味しさはそれほど違わないんですけどね。
さて、私の住んでいるオランダ南西のZeeland(県)のミデルブルグでは、毎月第一土曜日に、Vismarkt(魚市場)という場所で、がらくた市があります。街自体が1000年以上の歴史がある、古いアンティークのようなところなので、がらくた市とはいえ、時々都会にはもう出そうにはないものが出たりします。それはもう古いがらくたなんですけど、使いようによってはおしゃれなアンティーク、、、かもしれません。毎回張り切って参加する人有り、家を建ててから100年ぶりの引越し!とか、はたまたお婆さんが亡くなったから、とかさまざまな理由で色々なものが出てきます。
オランダの中でも特にZeelandの人々は、お金を無駄に使わない、という事で有名です(けち、とも言いますが)。たとえばうちの義母が、30年も40年も前に結婚した時に買ったお皿が欠けちゃったからがらくた市で探してこよう、なんて言って何度か通うと、結構同じ皿が出てたりして、そろったりするのです。勿論、新しいのを買うからもうこのセットはいらないわ、って人も少しはいるからそんな技ができるのですが。
私も、がらくた市を覗くのは好きなので、毎月とはいいませんが、天気が良かったら見に行きます。お皿1枚30セント、なんて世界なので、自転車のかごいっぱいに買ってもたかが知れてます。意外に使ってない新品なものも出てたりします。うちの玄関の丈夫なコートかけも、鍋セットも、暖炉の掃除セットも、はたまた植木鉢カバーも、花瓶も、沢山のものががらくた市経由でうちにやってきました。10年以上も毎日使っているものもあって、発見できてラッキーでした。
しかし、日本のフリーマーケットとかと決定的に違うのは、これって絶対ゴミ以外の何者でもないでしょう??というものがかなり沢山出ている事。そして、信じられない事に、それをまた買う人もいるのです。日本の粗大ゴミ置き場のほうがまだましなものが置いてあるかも?
がらくた市の他にも、のみの市(もうちょっとガラクタが少ない)、Snuffel(鼻をくんくんさせる)市(いいのがあったらラッキー)、アンティーク市(売ってるほうが売ってるものの価値を知りすぎているので値段が高い)があります。もしかしたら今回は何か掘り出し物が出ているかな?と今日もついつい行ってしまいます。
ここは観光地なので、夏の間は1週間おきぐらいにVismarkt(魚市場)でだけではなく、市役所のあるマルクト広場で大規模ながらくた市があります。都会のほうでは夏はみんなバカンスでいないので静かなようですが、ここのような観光地(主にドイツ人、ベルギー人、イギリス人がバスやキャンピングカーでやってきます)では夏が本番。もし、こっちのほうへ来る機会があったら是非覗いて見てくださいね。掘り出しものに出会えるかもしれません。
画像上:赤いサクランボ。こっちで売られているものはほとんどが黒っぽい種類のもの。
画像中:この広場には木が沢山あるので涼しいです。この街は1000年ほどの歴史があるので地面の石にも味があります。
画像下:地面にならべた人はまず今回限りの参加です。掘り出し物は意外にこういうところにあります。
画像左:ちゃんとテントとテーブルを持ってきてセットもばっちりな人は、毎回出して る人かも。
画像中:ここは昔、魚市場だった場所で、その建物の跡には屋根付きの場所も。
画像右:「(がらくた)市はゴミ捨て場ではありません。売れ残ったものやゴミはすべて家へ持ち帰る事」という看板がゴミ箱の横に出てました。置いて帰っちゃう人がいるんでしょうね。さすが、がらくた市。勿論、アンティーク市ではみた事ありません。
画像左:白黒写真を現像する機械(多分)も出てました。出した人はもう全部デジタルにしちゃったのかしら。
画像中:前回はこんなカップを買いました。これも1960年代のもの。フラワーパワーな時代かな。フランスの製品で、落としても割れにくい材質で出来てます。
画像右:1960年代のものだそう。皿が欠けちゃってるのもご愛敬。カップだけ使ってもいいし、飾っても可愛いかも、と思ってます。
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