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日本では、ハロウィーンって盛んになってきましたか? 私が日本に住んでいた10年以上昔は、全然盛り上がらないイベントだったんですけど。オランダでも、たいした盛り上がりはみせません。学校やプールなど、子供が多く集まる場所では少し飾り付けする程度です。お隣りのドイツでは、もう少し盛り上がるようで、お菓子をもらいに来る子供なんかも多いそうですが。
オランダで盛り上がらない原因は多分翌月、12月5日にひかえているシンタクラース。もう9月頃から、ポストには子供のおもちゃカタログが何冊も放り込まれています。去年も書きましたが、クリスマスとシンタクラースは別の行事で、オランダでは断然12月5日のほうが、25日のクリスマスよりも盛り上がります。
ところで、カボチャの話です。日本でカボチャと言えば、食用、北海道の栗カボチャなんかが有名ですね。ホクホクの美味しいカボチャ。日本にはホクホクした粉質が特徴の西洋カボチャ(皮が緑色のミヤコカボチャ、青灰色の東京カボチャ)、ねっとりとした日本カボチャ(でこぼこした皮の鹿ヶ谷カボチャ、小菊など)、白とミドリのシマシマで小型の肉詰め用カボチャ、キンシウリともいうソーメンカボチャ、甘みのないペポカボチャ、緑色や黄色のズッキーニ(うり科でカボチャの仲間です)、UFOのような形をしたアラジンカボチャ、ひょうたん型のバターナッツなどがあります。
これらの美味しいカボチャは、こちらでは、まず手にはいりません。ズッキーニはスーパーに売っていますが、ホクホクしたカボチャ、特に西洋カボチャなんて名前がついているものもまず手に入りません。時々、自然食料品店などに、すごく小ぶりなものが出る時がありますが、基本的にオランダ在住日本人はカボチャに飢えております。
私のところでも、庭の畑に毎年5粒ぐらい種をまきます。すると、ものすごい勢いで伸びたツルにゴロゴロと20ヶ、多い時だと30ヶほど収穫できます。夏の終わりには、トウモロコシや枝豆もとれるので、カボチャとあわせておすそわけしたりしてます。西洋カボチャは、煮物、炒め物、天ぷら、コロッケ、ポタージュスープなど、色々使えて嬉しいですよね。先日、宴会でカボチャコロッケを作ってくれた人がいましたが、大好評でした。
オランダですぐ手にはいるカボチャといえば、煮たら溶けてスープになってしまうものか、食用にならない飾り用のカボチャです。園芸用品店や花屋、個人で作って庭先で売っている人もいます。小型で色や形がおもしろいオモチャカボチャ、10月30日のハロウィーンの祭りに使われる赤橙色のハロウィーンカボチャ、飼料用で完熟させると1年ぐらい腐らないジャンボカボチャなどがあります。水っぽいカボチャは、薄切りにして塩で下漬けしてから甘酢漬けにするといいようですが、あまりカボチャっぽくなくて、いまひとつ。ハロウィーンカボチャは、種は大粒で皮が薄く、炒って食べられます。私は食べた事ないんですけどね。
カボチャは切らなければ3ヶ月ぐらいはもちます。倉庫や納屋など、涼しいとこに置いておけば、来年の春まで大丈夫です。しかし、粉質のカボチャも、月日がたつと水っぽくなる時があります。ホクホクした状態で保存したければ、用途にあわせて切ったものを生のまま冷凍しておき、解凍せず煮付ければOKです。切ったものを保存する時は、種を取り出さずに切り口にラップをぴったり貼り付けて包み、切り口を下にして保存します。切ったカボチャは傷みやすいので、2、3日のうちに使わないとカビが生えたりしますよ。
これを見て、自分で作ってみようかな、という方、けっこうカボチャは簡単に育つので大丈夫ですよ、ただものすごくツルが伸びて葉っぱも大きくて場所を取るので、種ひと粒で3メートル四方ぐらい欲しいですね。寒い地方なら、まず鉢植えで部屋の中で育てて、大きくなったら外へ植え替えるほうが早く食べられていいかもしれません。特に寒い地方だと、せっかく実がなったのに、熟す前に冬が来ちゃったりしますからね。
3月の終わりぐらいに種をまいて、5月初めぐらいに外に植えると、7月か8月には収穫できますよ。日当たりと風通しの良い場所に植えてくださいね。スイカとか、キュウリのそばに植えないほうがいいです。以前、キュウリの味のカボチャができた事があります(非常に美味しくない)。飾り用のカボチャなどはカボチャそのものが小さいので、フェンスや垣根なんかに這わせても綺麗だと思います。
-文中の画像-
画像上:探してもなかなか見つからなかった、ハロウィーンっぽいカボチャが飾ってある家。
画像中:庭先で、飾り用カボチャがよく売られています。
画像下:うちで育ったカボチャ。もともと種は日本から取り寄せたものだが、今では毎年種をとっておいて植えてます。
 
カボチャの飾り方もさまざま。画像(左):さりげなく玄関にカボチャが飾られていたりします。画像(中):ぽこっと飾られた様子が可愛らしい。画像(右):とても多いのがこのスタイル。庭のベンチの上などに飾られてます。
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