■チューリップの季節です。 2004.4.19 update

オランダが1年で一番観光客でにぎわう季節になりました。お目当ては勿論チューリップ。世界中からこのチューリップを見るためにわざわざオランダまで、何百万人という人がやってきます。勿論、日本からもものすごい数のツアー客がやってきます。

この時期に飛行機でオランダに来る機会があれば、スキポール空港着陸直前の数分間、ぜひ窓の外を見てください。眼下に果てしなく広がる色とりどりのチューリップ畑が見えるでしょう。これを見逃すなんてもったいない。いつもは便利だから、と通路側の席を取る人も、ここはひとつ、窓際の席を確保してください。あの奇麗な赤や黄色の四角は何だろう??と驚くぐらいの鮮やかさです。

この季節は、国内を車で走っても、電車で移動しても、あちこちにある花畑がすぐ目につきます。その畑のほとんどは球根を育てるために栽培しているので、球根の養分を吸い取ってしまう花の部分は花が咲くと同時に刈り取ってしまいます。畑のスミに花びらが大量に積んであるのを見ると、もったいない!と思わず思ってしまいますが、仕方ないですね。

それでも、とにかく面積がものすごいので、まだ刈り取ってない畑も山ほど発見できると思います。色も、赤、白、黄色の他に、オレンジ、ピンク、紫、シマシマ、色々あり、サイズも、てのひらサイズから腰までありそうなぐらい長いものから色々です。よく見ると、チューリップだけじゃなく、水仙やヒヤシンス、ムスカリなんかも育てられています。

アムステルダムからそんなに遠くないリセという町に、キューケンホフという、チューリップが見られる公園としては世界的に有名な公園があって、そこには何百種類あるかわからないほど沢山のチューリップが植えられています。3月末から5月半ばまでオープンしていて、世界中から観光客がここを訪れます。オープンしたての時期はまだ寒く、ヒヤシンスや水仙がやっと咲いているぐらいですが、温室もあるので、そこでかなり沢山のチューリップが見られます。ランやアマリリス専門の温室も一緒にあります。

この公園の一番の見頃は4月の終わり頃ですが、5月の連休の時期でも充分咲き誇ってます。もう当分チューリップは見なくてもいいよ!と思うほど堪能できるので、公園の奥のほうにある桜の並木のところまで来ると、「やっぱり日本人は桜だよなあ」と奇麗に満開になっている桜の前で思わずつぶやく日本人観光客の姿も目にします。それでも何度も行ってしまうぐらい魅力的なんですけどね。

公園の中だけではなく、周りにも勿論沢山のチューリップ畑があって、高い入園料を払う必要もないぐらい楽しめます。畑の中に入り込んで写真を撮る観光客も数多く見られます。畑を荒らさなければ入ってもかまわない、という態度の太っ腹な農家も数多くありますので、そんな畑を発見したらぜひ、記念撮影してみましょう。入っていいかどうかの目安は、立て札があるかないかです。「VERBODEN TOEGANG」とあるのが立入禁止の札です。他に、色々な事が書いてある立て札がありますが、とにかく、「VERBODEN」というのは「禁止」という意味なので、その単語を見たら入らないようにしましょう。

画像右上:畑で記念写真を撮る観光客がいっぱい。
画像左上、右中:見渡す限り、チューリップ一色!いえ、2色、3色!4色!
画像左下:これは公園内ではなく、公園のまわりにある畑の様子です。
画像右下:ヒヤシンスも沢山咲いてます。


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