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今住んでいるアパートの契約が今月で切れることになっています。大家さんから連絡があり、更新するか引っ越すか考えておくように言われました。毎日毎日物価が上がり続けて、収入はユーロ導入時からほとんど変わりないというギリシャ。家賃もかなり上がっています。
私たちは現在かなりお得な物件に住んでいます。アパート自体は古いですが、交通の便が良い住宅地にあり、ベランダからの景色もあります(安いアパートだと、部屋に日が差し込まないのは当たり前だし、すぐ向かいが壁というものもあります)。今支払っている家賃で、今以上もしくは同等のアパートを探すのは不可能に近いということを、探し始めて数日でわかりました。
ギリシャでは、日本のように不動産屋へ行くということはあまり一般的ではないようです。貸家の情報は新聞などにコーナーを設けて載せてあるので、記載されている電話番号に電話してオーナーから情報を聞き出し、その後物件を見に行くというのが一般的です。新聞などには以下の様な形でたくさんの物件が載っています。「75平方メートル 日当たり良好、大きなベランダ付き、暖炉、駐車場付き、リフォーム済み」、「200平方メートル メゾネット3、4階部分 寝室5つ 物置、駐車場、20平方メートルのベランダ付き」
気に入ったものに電話をします。必ず大家さんが出るとは限りません。今回電話したときは現在その物件に住んでいるという人が受け答えしました。とてもよさそうな物件だったので、家を見に行きたいといったのですが、その方の都合で引っ越さないことになったとかで、その家は見ることができませんでした。このように、いくら新聞に載っていて興味を持ったとしても、必ずしも家を見ることができるとは限らないのです。
新聞の広告に頼る以外にもっと身近なのは、実際に貸しに出しているアパートの玄関に張ってある張り紙を見ることです。バス停や貸し出しの部屋のあるアパートの入り口に、目立つ黄色い張り紙が張ってあることがよくあります。そこにはオーナーの電話番号と最低限の情報が書き込まれています。気長に家探しをしたい人などは、近所を歩いているときに少し気をつけてみていれば、この張り紙をかなり目にするので気に入った地区や物件をすぐに見つけることができます。ただし条件の良い物件を見つけるには、運と体力と気力が必要です。
ギリシャではかなり多くの人がアパートなどの1室を所有していて、その家賃収入を毎月の収入にしている場合が多くあります。私の義理母は、地下鉄の駅のそば、アクロポリスの見えるベランダのあるアパートを所有しているのですが、20年前と同じ家賃で貸しています。今年初めに新しい借り手を見つけたのですが、20年前と同じ家賃で貸したのです。こんなラッキーな場合もあるのです。
最近はアテネではあちこちで新しいアパートや一軒屋が建設されています。家の値段もとても高くなっているということです。
画像上:黄色い張り紙はとても目立つ。余白にオーナーの電話番号や貸し物件の住所などが張ってある。バス停や電話ボックス、貸し物件の入り口などに張ってある。
画像下:石造りの家。ギリシャの家はデザインがさまざま。アテネで一軒家をもてるというのは相当のお金持ち。
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