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ギリシャの島といえば絵葉書の写真でおなじみの、おもちゃのような白い家が迷路のように続くミコノスやサントリーニが日本人に良く知られています。ハネムーンで訪れる日本人も増えていると聞きます。今回は、まだ日本ではあまり知られていないミロス島についてご紹介します。
ミロス島はキクラデス諸島の一番西に位置し、ルーブル美術館に展示されているミロのビーナスの発見された島です。
ピレウス港(アテネ)から約7時間フェリーに揺られ、ミロスのメインポート、アダマスに到着したのは午後3時過ぎ。夏のギリシャは9時ころまで明るいので、まだまだ海水浴ができる時間です。アテネから予約を入れておいた、アダマスにあるホテルに荷物を置き、地図を片手に出発。ミロス島はたくさんのビーチがあり、さらにそのどれもが、違った特徴を持っているので訪れた人をあきさせません。ポストカードにあるような有名なビーチは、大体が車やアダマスから出ているバスで行くことができます。
アダマスから北へ、車で10分くらいのところにあるのはサラキニコス。真っ白な火山岩で覆われて、植物が一切生息していない一帯です。あまりの白さと現実離れした風景に写真を撮る手が止まらないほど。白い岩の真下には青く深い海が広がり、波もなく穏やかなためもちろん泳げます。まるで月に来たかのようでした。日も沈みかけ、お腹がすいてきたのでそのまま夕食をとりにミロス島北西部にあるポロニアという町まで車を走らせました。小さい島なので10分とかかりません。ポロニアは小さく静かな漁村で数軒のタベルナ(お食事処)が並ぶのみです。目の前に広がる風景が、シンプルなギリシャ料理をさらにおいしくしてくれたようでした。
ミロス島の南側にはバスで簡単に行くことのできるビーチがいくつもあり、車のない旅行者は大概この地域に行くようです。パリオホリは赤や黄色の鮮やかな絶壁を背に砂浜が広がり、海水は澄んでいます。家族連れが多くほのぼのとした感じでした。浜に寝そべり、照りつける太陽を楽しみ体が熱く焼けてくるのを感じる。水に入れば、透明度が高いため足元まで見ることができる。なんとも素敵なビーチでした。
アダマスからは毎朝車では行くことのできないビーチを回るボートツアーがあります。朝9時出発で夕方6時ころアダマスに戻るというもの。車がなくても十分に楽しめます。
ミロスにはビーチのほかに、プラカという高台にあるかわいい町があります。エーゲ海の白い町並みを楽しむこともできるのです。ここにはタベルナやカフェ、お土産屋さんがひしめいています。
ミコノスやサントリーニなどの有名リゾートにはない魅力を持つミロス島。静かできれいな海があり、ちゃんと白い家もある。派手なナイトライフはないけれど、本当に心身ともに癒されます。新婚旅行で訪れるにはぴったりな島だと思います。日本人が持つエーゲ海の島のイメージぴったりの島です。
画像右上:サラキニコス。一歩足を踏み入れると、下に広がる深い海にびっくり。風が強い日は泳げません。それでも真っ白な岩に圧倒されます。
画像左上:絵葉書でおなじみ。実際に人が住んでいます。色とりどりに塗られたドアは絵になり、ポルテス(ドア)とみんな呼んでいます。
画像右中:サラキニコの隣の名もないビーチ。ボートが浮かんでいて、教会もあり、かわいらしい。
画像左下:ミロス島東部のビーチ。誰もいません。貸しきり状態で楽しみました。
画像右下:山の合間から見つけたビーチ。こんなものがいくつもあるのです。
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