| 葡萄酒色の海、エーゲ海。夏は世界中から、照りつづける太陽を求め、たくさんの人が集まるギリシアの島々。現在ギリシアは夏真っ盛り。7月上旬の現在、アテネ市内で気温は40度を越えています。こんな時は、やっぱり海で泳ぐのが最高です。それも、島へ出かけるのが最もよい時間の過ごし方でしょう。今回は、昨年私が訪れた島の中で印象的だったところを2つほど紹介します。
まずひとつ目は、エーゲ海の中心、キクラデス諸島の南東に位置する島、アモルゴス島です。この島は他の島に比べると有名ではないのですが、それゆえにあまり混雑していなく、のんびりしたバカンスが過ごせるはずです。この島は『グランブルー』という映画の撮影場所となりました。映画の中で少しだけ映る、断崖絶壁の岩の中に取り込まれたホゾビオティサ修道院の白と、下に広がる真っ青な海、そして岩の赤茶けた色が、美しい眺めを作り出しています。アモルゴス島には2つ船が着く町があり、島の中央に位置するのがカタポラ、島の北側にあるのがエギアリです。両方ともとても小さな町ですが、いくつかのお店やホテルがあり、観光客の人はとりあえずこの町で滞在することになります。エギアリにはキャンプ場もありました。
私がこの島へ行ったのは昨年の5月で、まだまだ海は冷たかったのですが、透明で綺麗な水の中へ飛び込んでしまいました。幸い気温が30度を超えていたので、風邪を引くことはありませんでした。あと、この島の特徴といえば、非常に自然が豊富であるという事です。島のあちこちにハイキングコースがあり、自然の中を歩いて、疲れたらおいしい物を食べ、そして海で泳ぎ、もしくは海岸で眠る。バカンスをのんびり過ごしたい人には最高の島で、私が一番お勧めする島です。
次にドデカニサ諸島の南東の大きな島、ロドス島です。この島は、ギリシアの島でも5本の指に入るくらい有名な島で、観光業もずいぶん発達しています。ここでわざわざ紹介する必要もないのですが、この島の大事な思い出として、昨年の6月、私の兄がこの島で結婚式を行ったことです。結婚式は、ロドス市の南西の小高い山の上にあるフィレリモス教会で開かれました。結婚式当日は朝早くにロドス市の美容院で花嫁さんの準備をし、そして昼に教会へと向かいました。
結婚式はフィレリモス教会という小さな教会で行われ、ギリシア・オーソドックス教の神父さんが説教を読み上げ、それを新郎新婦が聞くというふうに式は進みました。もちろん説教はギリシア語のみで、私の兄は理解ができなかったかもしれませんが、神父さんが言っていたように、大切なのはその心、意味であるという事で、何か言葉を越えた人間として共通の何かを感じてもらえたはずです(実際は知りません!)。
そのあとは、その教会の外で、ロドスの町をバックに写真撮影をします。そして、その後に結婚証明書をもらうためにロドス市役所へと向かいました。市役所では市長が証明書を読み上げ、ロドス島で作っているシャンペンとともにその証明書をもらいました。これが簡単なロドス島結婚式の内容です。この結婚式は日本人の人もよく行っているらしく、私の兄の前に結婚証明書に記録されていた人も日本人の方でした。皆さん、わざわざ遠くからお疲れ様です!!
ロドス島は結婚式以外でもずいぶん楽しめる島で、ロドス市は中世都市の雰囲気をそのまま残し、ユネスコの世界遺産にも指定されるような魅力的な町です。その他にも、南西にカミロスという古代の遺跡があり、昔の住居がどのように構成されているかを垣間見ることができ、南東のリンドスは古代のアクロポリスを残し、またビザンチン時代、中世の物も残っているので、歴史を感じさせてくれる町です。他にもたくさん見所があると思うのですが、観光ガイドに詳しく書いてあると思うので、是非是非読んでみてください。
さて、もうすぐテストが終わる私ですが、今年はどこの島へ向かおうか・・・
画像右上:アモルゴス島の夕焼け
画像左上:カタポラの町の海
画像右下:ロドスの旧市街
画像左下:フィレリモス教会からの眺め
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