■レニングラード動物園 2008.4.7 update

サンクト・ペテルブルグ市には、創立140年以上の古い動物園があります。この動物園で、昨年(2007年)の12月にシロクマのペア、ウスラダとメニシコフの間に双子が生まれました。彼らの間に生まれた11匹目と12匹目の赤ちゃんクマです。

ちなみに、3年前に10匹目として生まれたラダゴール(ロシア名)は、現在、仙台市の八木山動物園にいるはずです。ラダゴールの前には、三つ子が生まれており、その三つ子はロシアの探検家にちなんで、ベーリング、セドフ、マリーギンと名づけられ、ベーリングは北京、セドフはクラスノヤルスク(中部シベリアの工業都市)、マリーギンはモスクワへと送られました。

さて、昨年12月に生まれた2匹のシロクマですが、名前はまだ決まっていません。現在、ホームページ等で募集しているようです。応募された中で多いのがヴォーヴァとジーマ。ヴォーヴァはウラジーミルの愛称、ジーマはドミトリーの愛称です。ロシアの新旧大統領(第二代ウラジーミル・プーチン、第三代ドミトリー・メドベージェフ)の名前と同じという意味深な命名です。

おそらくこの2匹のシロクマもどこか他の動物園へと買われていくのでしょう。ペテルブルグの動物園は、ただでさえ手狭な上に、大型動物は飼育するのに餌代だけでもままなりませんので。それに、市営ですので予算もそれほどありません。

レニングラード動物園には、動物園と動物たちを支援するために里親プログラムというプログラムがあります。これは、法人や個人がレニングラード動物園にいる自分の好きな動物の里親となることができるプログラムです。里親になれるのは、1年間で、その動物の1年分の餌代を支払うことによって里親の権利が得られます。延長可能。もちろん動物によってかかる餌代は違います。

例えば、一番安いところでウサギの里親権が年間8,000ルーブル(約4万円)。一番高いのは、やはり肉食動物。トラが年間50万ルーブル(約250万円)。理由は知りませんが、ライオンはトラより35万円ほど餌代が安いようです。その他、トナカイが12万ルーブル、ニホンザルが5万3,100ルーブル、オオカミ7万ルーブル、ハリネズミ1万5,000ルーブル等など。里親になると里子の檻に自分の標識を掲げたり、動物園のホームページにバナーを貼り付けたり、里子を訪問する(タダで入園する)ことができます。

レニングラード動物園のホームページに載っている里親一覧を見ますと、会社のシンボルマークとして使っている動物の里親となっている会社が多いです。ちなみに、シロクマの里親となっているのは、コカコーラです。そういえば、CMに使っていましたよね。あとは、シンボルマークがカンガルーの運送会社がカンガルーの里親だったり、オオカミがシンボルの警備会社がオオカミの里親だったり。何の会社か知りませんが、ニホンザルと日本鶴の里親になっている会社がありました。日本と関係のある会社かもしれません。個人で里親になることもできますので、動物好きな方は里親になってみてはいかがでしょうか。

画像上、下:レニングラード動物園のシロクマの親子


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