|
ロシア人は、兎に角、コインを投げるのが大好きです。噴水や、ちょっと変わったモニュメント(特に小動物で、コインを命中させるのが難しいもの)を見るとコインを投げずにはいられないようです。今回は、コインをよく投げられる、動物のモニュメントをご紹介します。
まずは、インジェネールニー城の直ぐ側、ファンタンカ川に架かる橋のたもとに取り付けられているチージック・ピィージックの像。チージックはマヒワ(鳥)、ピィージックはずんぐりした人の意。名前からずんぐりしたマヒワが想像できます。この像はとても人気がありまして、その人気からか、私の知っているだけでも、3回盗難にあっています。今度盗まれたら、石膏か何かで作るらしいです。銅で作ると高いから・・・
チージックの台にコインがのると願い事がかなうという噂もあります。そのせいか知りませんが、チージックめがけてコインを落としている人が、いつもいます。そんなにコインが投げられるなら、川の底にはさぞかし沢山のコインが落ちているのでは?と思うでしょう。投げる人あれば、拾う人ありです。よく子供たちが川に入って拾っています。
チージックと並んで人気の像といえば、ペトロパヴロフスク要塞へ渡る橋(イオアンナフスキー橋)のそばの漆喰の上に取り付けられているウサギの像。ペトロパヴロフスク要塞のある島が、ウサギ島なので、そこからとって、ウサギの像が取り付けられたのだと思われます。ペトロパヴロフスク要塞は、観光名所ですので、人通りも多いです。よって、コインも頻繁に投げられます。コインを投げてくれ〜と言わんばかりに橋の方を見ているウサギが愛くるしいですね。
街の中心地マーラヤ・サドーヴァヤ通りにも変わった銅像があります。この像は地上3メートルぐらいの高さのところに座っているので、言われないと、まず気がつきません。こういう小形の銅像は、とにかく盗まれやすいので、盗めないところに取り付けられたのかもしれませんね。この猫は、エリセイという名前です。この通りとネフスキー通りの角の店が、かつての“エリセーエフの店”(現パルナス)で、そこから名づけられました。ここではコインを下から上へ投げるので、先の二つに比べて、載せやすいと言えば、載せやすいですね。
ピョートル大帝の夏の宮殿のあるペテルゴフにも、コインを投げるスポットがあります。しかも噴水&動物ですので、これは投げ込まずにいられませんね。口から水を出しているカモやガチョウの背中にのせようとみんな狙いを定めるのですが、なかなかうまくいきません。のせる背中の面積が狭いというのもありますが、実はこのカモさんたちは、回転しているのです。見ていると簡単そうですが、意外と難しいものです。ペテルブルグへおこしの際には是非挑戦してみてください。
画像右上:インジェネールニー城の直ぐ側、ファンタンカ川に架かる橋のたもとに取り付けられているチージック(マヒワ)の象
画像左上:ペトロパヴロフスク要塞へ渡る橋のそばの漆喰の上に取り付けられているウサギの像
画像右下:街の中心地マーラヤ・サドーヴァヤ通りに取り付けられている猫のエリセイ
画像左下:ピョートル大帝の夏の宮殿があるペテルゴフの、回転する動物の噴水
|