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異常気象のせいか、なかなか冬らしい天気にならないので喜んでいたのですが、今週からだいぶ冷え込んできました。今日もマイナス10℃で、外は吹雪いています。それでも例年に比べますと今年は暖かい方です。毎朝、ラジオやテレビで気象観測史上一番寒かったこの日の温度と、一番暖かかったこの日の温度を発表しています。例えば、一番寒かった2月1日は190X年のマイナス34.5℃。一番暖かかったのは、190X年で4.5℃といったように、ここのところ毎日、その差が40℃近くあります。
人間の順応能力も大したものですが、年によって40℃も温度差があると、旅行者は対応に困るでしょうね。去年来た時には暖かかったから、今年は薄着できたらマイナス20℃だったとか。実際、暖かいのにすごく厚着をしていたり、逆に寒いのに薄着をしたりしている外国人をよく見かけます。
暑ければ脱げばいいので、厚着をしてくるのに越したことはないのですが、余分な荷物を増やしたくないのかもしれません。それに厚着をし過ぎると、屋内では暖房が効いているので、汗をかいて風邪を引く原因にもなります。外の気温がマイナス20℃を下ると、屋内外の温度差が50℃近くあることになります。現地の生活に慣れていないとここら辺の温度調整が難しいかもしれません。
では、そんなに寒い日に現地の人はいったい何を着ているのかと思われるでしょう。上半身は、まずインナー。汗をよく吸収する綿製のものがお勧めですが、特に寒がりの人は画像のような“ばばシャツ”、“じじシャツ”がいいでしょう。パッケージによく「ポカポカあたたか」とか、「遠赤外線」とか書いてありますよね。
その上にはウールのセーター。勿論カシミアでもいいですよ〜。そして、その上に長めのダウンジャケットがいいでしょう。ダウンジャケットにはフードが必ず付いていること。マフラーも忘れてはいけません。頭には勿論帽子をかぶります。耳がすっぽり隠れた方がいいでしょう(マイナス30℃の時に帽子をかぶらないで外出すると、死に至る可能性もあるので気をつけましょうね)。
ズボンの下には、タイツ。これは必需品です。ストッキングなら60デニール以上、80デニールぐらい欲しいですね。特に寒がりの人には、ラクダの股引がお勧めです。私は寒さによって何種類かのタイツを穿き分けています(偉そうに書くようなことじゃないけど・・・)。メーカー名は忘れましたが、“俺のタイツ”という商品名の男性用タイツがあります。ロシアに持ってきた方がいい物として友達に“俺のタイツ”を勧めると、決まって“お前のタイツ”なんか要らない!と断られます。
※デニール:繊維の太さを表す単位
靴下は普通の靴下でもいいですが、靴は防寒靴に限ります。それでも足が冷たい人は、靴下を重ねるか、カイロを入れてください。自分で試したことはありませんが、唐辛子が織り込まれた靴下が売られているのを日本で見ました。あとは、手袋をすれば準備O.K. です。
しかし、マイナス30℃の時にはやっぱり外出しないほうがいいでしょう。デジカメが動作しない寒さです。本当にバナナで釘が打てるかもしれません。
画像上:すっかり凍てついたフィンランド湾
画像下:あったかシャツ
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