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日本の真夏日日数記録更新を、イチロー選手の連続安打記録のような感じで見守っておりました。そんな日本の皆様には申し訳ないのですが、今年のペテルブルグは冷夏で、雨が多く、真夏日といえる日は殆どありませんでした。9月中旬から黄葉が始まりつつあります。ロシアの秋は短く、あっという間に冬が訪れます。そんな短いロシアの秋にロシア人がすることといえば、キノコ狩りです。去年は豊作で、キノコの年とまで言われましたが、今年はどうでしょうか。先日、ロシア人の友人とキノコ狩りに行ってきましたのでご報告いたします。
ただ散歩に行くわけではないので、それなりの装備が必要になります。帽子、汚れてもいい服、ゴム長靴、かご、ナイフ、コンパス。この時期、森で迷子になって自力で出られなくなって、レスキュー隊が出動することがよくあります。携帯電話も必需品です。GPSなんてものは普及しておりません。GPSを使用するのには、いまだに公安局に登録する必要があるのだとか。
市内から車で2時間ほど行ったところで車を止め、森に入りました。本当は、市から離れれば離れるほど沢山採れるのですが、天気がよくなかったので近場を選びました。前日の雨のせいで、森はぬかるんでいました。3時間近く歩きました。ホコリダケやアワタケが沢山採れましたが、ロシア人の珍重するヤマドリダケは少ししか採れませんでした。知ったかぶりをして、難しいキノコの名前を書いていますが、実は私はキノコに関してはまったくの素人。毒キノコを集めては、ロシア人から笑われていました。
ところで皆さんは、何種類のキノコを見分けることができますか。椎茸、シメジ、ナメコ・・・。ロシア人は少なくとも15種類は見分けることができるそうです(友人は20種と豪語していますが、怪しいのでマイナス5しておきます)。ロシア人の家庭には、キノコの見分け方や、キノコの調理の仕方に関する本が必ずあるそうです。私も今年こそは本を買って勉強して、ちょっとロシア人を見かえしてやるつもりです。
採れたキノコは、家に帰ってから早速調理しました。まず30分茹でてから、みじん切りにした玉ねぎと一緒にサワークリームで炒めて出来上がりです。ゆでたジャガイモと一緒に食べるのが普通です。残ったキノコは塩漬けにしました。自分で集めたキノコはひときわ美味しく感じました。今年はもう一回ぐらいキノコ狩りに行けそうです。
先週末には、市内で“キノコ祭り”が開催されました。レニングラード州で採れたキノコを調理して市民にふるまったり、販売したりしたようです。巨大な鍋でキノコのスープを作って、ギネスブックに載せるとまで張り切っていたので、私も試食に行こうと思いましたが、会場には念のため救急車が待機するという注意書きを読んだら行く気になれませんでした。翌日、ニュースになっていなかったので、中毒患者はでなかったようです。
画像上:採れたキノコ。ヤマドリダケ(左)と、キンチャクヤマイグチ(右)
画像下:キノコの見分け方
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