| ■ソ連でこれをやると禁固2年 |
2004.1.5 update |
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先日、ロシア人の友人(日本マニア)から誕生日会に招待されました。
友人:日曜日に誕生日会をやるから来ないか?
私:君の誕生日は、9月だろ。誰の誕生日だい?
友人:植芝盛平先生のだ。
私:へ〜、植芝先生ね〜。それって日本語の先生?
友人:何言ってるんだ、お前、植芝大先生を知らないのか?合気道の開祖じゃないか。お前、本当に日本人か?
私:・・・・。
この後、延々と植芝先生や合気道の話を聞かされました。なんだか、どちらが日本人で、どちらがロシア人か分からなくなってしまいました。私の知らない日本人名のオンパレードでしたが、それにしても、よく武田惣角やら植芝吉祥丸なんていう難しい名前を覚えていると感心しました。
毎年、12月14日、故植芝先生の誕生日には、門下生が道場に集まって審査や演武をやるそうです。私も実際、行って演武の様子を見てきましたが、子供から大人まで皆本当に熱心に取り組んでいて、ちょっと感動してしまいました。外国にいて、日本を感じた時でした。
ロシアでは今、柔道や空手、合気道といった格闘技に人気があり、毎年競技人口が着実に増えてきているそうです。プーチン大統領も柔道の有段者として知られていますよね。寒い国なのでインドアスポーツが盛んなのは分かりますが、なぜ格闘技が人気なのか不思議です。私の友人が言うには、これは今まで禁止されていたものが、解禁され、その勢いが今も続いているとの事です。
友人:今は、こうして自由に格闘技の稽古ができて幸せだ〜。
私:昔は、ダメだったの?
友人:70年代に“ソ連の体育システムに反する体育”が禁止されたんだ。これによって殆どの格闘技が禁止されたのさ。78年には、“空手撲滅委員会”なんてできたんだぜ。空手道場をつくった者、門下生を集めた者、空手を教えた者は、2年以下の禁固刑か罰金が科せられたんだ。
私:じゃあ、ソ連に格闘技は、無かったんだね。
友人:いや、あったよ。柔道だけは許されていたんだ。オリンピック種目だからね。だから、柔道を装って、空手や合気道もやっていたのさ。アンダーグラウンドの空手道場もあったよ。
私:へ〜、稽古するのも命懸けだったんだね。
友人:そうさ。ところで、お前、嘉納治五郎は、知ってるよな?
私:・・・・。
画像上:合気道の演武風景
画像中:剣道の練習風景
画像下:古武道の練習風景
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