■ロシアのファーストフード事情 2003.12.1 update

先日、用事で隣国ラトヴィアの首都リガへ行ってきました。外国へ行って、その国の料理を試すのも楽しいですが、私が必ずやる事があります。それは、マクドナルドのメニューチェック。特にマックが好きという訳ではありませんが、国によってその国独特のメニューや、雰囲気があって面白いのです。

お隣、フィンランドのマックでは、ポンプ式のケチャップが備え付けられていて、無料で好きなだけ取る事ができたのを覚えています(ロシアのマックではケチャップは別売)。今回、リガで見つけた珍メニューは、ブロッコリーのから揚げ(写真がなくてスミマセン)。

あと、ロシアのマックに比べると、平日なのに子供が多いのに気づきました。保護者が同伴していない子供がこれだけいるということは、経済がまわっていて、しっかりした中産階級が育っていて、その子供達は、自由に使えるポケットマネーを所持している、と勝手に理解し、納得しました。

ロシアのマックは、90年代は、金を持っている中流以上の客層といった感じでしたが、最近は、客層が若くなってきた気がします。それでも、小学生ぐらいの子供が、子供達だけでマック他ファーストフード店にいるのはあまり見かけません。早くて安いからマックに行くというより、ステータスとして行く人もいまだにいるようです。

近年、ロシアのファーストフードも多様化してきました。まず、その展開の手軽さから、一番早く広まったのが、アラブのファーストフード"シャベルマ"。パン生地の中に肉と野菜を挟んだ物ですが、これは、大抵どこの国へ行ってもありますよね。

次に、マックやケンタッキー等、西側のファーストフードチェーン。店舗数は確実に増えてきています。それに対抗するのが、純ロシア製のファーストフード。ファーストフードと言っていいか分かりませんが、ピロシキやブリニィ(クレープのようなもの)があげられます。ピロシキや、ブリニィは、意外とレパートリーが豊富です。例えば、ブリニィの中には、ジャムや練乳など甘い物の他、きのこや、イクラ、チーズ入りなどもあります。

それに、ピロシキやブリニィは、簡単な物は道で歩きながら食べられるし、ちょっとこった物は高級レストランでもメニューとしてだされる変貌性をもっています。また、ブリニィは、小さなスペースがあれば、その場で焼いて、アツアツの物を提供できるといった手軽さも備えています。町中に写真のような、ブリニィ売り場があり、昼時には、列ができることもよくあります。

まだ試した事がないので、味の方は分かりませんが、市内には、"ブリンドナルド"という名の、どこかの会社のパクリとしか思えないネーミングのブリニィ店もあります。

画像上:街角のブリニィ売り場。バター味が約60円、きのこ入りが約150円、イクラ入りは約230円で販売。
画像下:レストランでデザートとして出されるブリニィ。こちらは、アイスクリーム入りで約400円。


<<もどる