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ドドーン!パーン!バラバラバラバラ…!!年末から年明けにかけてのモスクワの風物詩…、それは花火。業者ではなく、個人が打ち上げ花火を買ってあっちでもこっちでもドカンヒュ〜〜ンと打ち上げます。
花火は主に中国製で、日本では考えられないような大きさの打ち上げ花火が普通に売られています。値段はピンキリですが、安いものでは40円くらいから。高いものでは1発2000円など(これは本当に大きな打ち上げ花火)。すごいことに、手持ち花火は主に屋内で使用され、外で鑑賞するのは打ち上げ花火ばかり。
冬は日が暮れるのが早いので、夕方の5時にもなれば真っ暗闇。ピーンと澄んだ冬の夜空に浮かぶ花火はなんとも美しい!モスクワで迎えるお正月はこれで6回目。今回は友人宅に集まって新年のお祝いをしました。9階の窓からはあちこちでドカンドカン上げられる花火がよく見えました。そして明け方までそれは続いて…。知らない人が音だけ聞いたらまるで戦場のようです。
さてクリスマスについてですが、ロシアではキリスト教とは違うんだぜ!と言わんばかりにロシア正教による暦を用いて、クリスマスは1月7日ということになっています。なので、12月25日は何も祝いません。すごく静かです。
26日になってやっと、あちこちでクリスマスソングが流れ始め、新年に向かう気分を高めてくれます。そして最近では干支グッズが売られるのも年末の風物詩で、街はメリーのぬいぐるみに始まり、置物、カレンダー、キャンドル、キーホ−ルダーなどなどヒツジだらけになっていました。
そしてロシアのお正月はサンタクロースと共にやって来ます!ロシアサンタは青いガウンを羽織るのが正統のようですが、街で見かけるサンタは私たちが見慣れている赤いガウンに長いヒゲです。そして(幸せを呼ぶという)杖をついて、トナカイのかわりに孫娘という設定の若くてかわいいおねえちゃんを連れて登場します。
ロシア人のお正月の過ごし方はたいてい、夜の10時ごろから12時にかけてプレゼントを手に友人宅に集まって、お酒や料理を食べて12時ちょっと前から始まる大統領演説を聞きます。演説後、画面は赤の広場の時計に切り替わって、12時を告げる鐘が12回鳴ります。鐘が鳴っている間に願い事をしてシャンパンを飲みほすと、願い事が叶うといわれています。赤の広場などに集まる人も多いですが、カウントダウンはありません。花火が打ちあがったり、シャンパンが開けられたり叫んだり踊ったり酒池肉林のどさくさに紛れて年が明けるという感じ。
その後は自宅組はお正月特別番組(ほとんどが歌番組)を見て、だらだらとおしゃべりに興じます。外で新年を迎えた人たちは、地下鉄でさっくり家に向かうか、又は朝まで外で飲み明かします。今年はマイナス25度という冷え込みだったので、赤の広場に繰り出した人は例年よりも少なく、多くの人がすぐに家路に向かったようです。
飲み食いして遅くまでしゃべり尽くした後は爆睡モードなので元旦の朝はなんと静かな事か!これほどの静寂がモスクワにあっただろうか?!という程にシーンとしてます。人通りはおろか、車もほとんど通っていないので、白タクなどもつかまえられず。今年は1月1日、2日、3日がお正月休み。4、5日が労働日となり6、7日がクリスマス休暇でした。
クリスマスには日本で言うところの初詣のような雰囲気でロシア正教の人たちは7日の深夜12時に教会へ向かいます。ロシア人の約3分の2の人たちがクリスマスには教会へ行くらしいですが、今年はずいぶんな冷え込みだったため、行くのをやめた人も多かったようです(クリスマス当日、モスクワではマイナス32℃を記録。もっとも冷えた地域ではマイナス37度…。凍死者が出る寒波でした)。
ちなみに、いまだにクリスマスツリーが健在なモスクワの風景。1月いっぱいは飾ってもいいみたい…です。皆様にとって2003年がステキな1年になりますよう遠くロシアよりお祈りしています!!
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