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モスクワに来たばかりの頃(6年くらい前)、ロシア人の持つ携帯電話は家庭用電話の子機くらいの大きさで、呼び出し音もピピピ系のトーンばかり。それでも当時は携帯を持てるのは一部のお金持ちだけで、一般市民からは程遠い存在でした。
時は流れ、とりわけここ1年くらいの間に、ロシアの携帯市場は大幅に拡大しました。携帯本体価格は出始めの頃に比べてずいぶん安くなり、モノを選ばなければ20ドルくらいから購入できます。でも各種機能が充実した、小型のものは200ドル以上。カラー画面の携帯は出始めの頃はなんと1000ドル!12万ですよ…。今でこそ600ドル前後(約72000円)ですが、イケ線の携帯はまだまだ高嶺の花。
大学の講義を受けていると、ピロリロあちこちで鳴りまくる携帯。マナーモードという点ではかなり遅れていますが、教授陣はさほど怒りません。むしろ、教授の携帯が鳴って、授業が中断することもしばしば。まだまだ、鳴らすのがカッコイイという風潮があるのかも。授業中、「ロシア国歌」が流れた時は笑いました。
ところでロシアでは、着信にもお金がかかります。同契約会社間の通信ならば、受け側はタダだったり割引きがありますが、自宅から携帯へ、または他の契約会社からの電話を受けるとそれはそれは悲しいくらいに課金されます。
ビジネスなどで頻繁に通話する場合、銀行引き落としのプランにして毎月所定額+通話料を払いますが、最低でも維持費に100ドルはかかるため、個人で契約する場合、携帯本体を買って、あとはプリペイドカードで随時通話できるようにしている人が多いようです。プリペイドカードは10ドル、20ドル、100ドルなど数種類ありますが、だいたい3分間で1ドルくらいでしょうか。
ところで携帯電話の購入と言えば、街に出てあちこちでショップ巡りをして、売り子のおねーさんやおにーさんに付きまとわれながらしぶしぶ説明を聞かされ…、または人でごったがえす店内で売り子にかまってもらえず…という感じでしたが、今年の初めからは携帯雑誌が書店に並ぶようになり、その機能や特徴を詳しく知ることができるようになりました。
また、リンクしている関連サイトも充実の一途で、どのショップでどのような商品をいくらで売っているか、簡単に検索できるようになりました。掲示板では実際に使用した人からの意見や機能に関する質問と回答が飛び交い、とてもにぎやかです。ネットショッピングももちろん可能ですが、やはり自分の目で見て購入しないと動作確認ができないのでリスキーです。
あと、リサイクルや交換なども最近ではよく見るようになりました。新機種に乗り換えた人が残していった携帯を、安い値段で他の人が買う。いいではないですか。ただ、こうして売られた携帯の中には、盗まれた品も数多く含まれていると思われます。
ワタシは先日、携帯をひったくられる事件に遭ってしまったのですが、その後あちこち検索していて見かけたニュースには盗難品は盗人の使用目的ではなく、売りさばくことでお金を得ていると。盗難くらいは日常的なことなので、警察に届けたところで真剣に取り合ってもらえない。そうしているうちに売られてしまうんだろうなぁと。ワタシの携帯は今ごろショップに並んでいるのでしょうか。。
昔は要件を伝えるだけの、むしろトランシーバー的役割だった携帯電話が 今やメールの送受信が当たり前になり、待ち受け画面やカード、着メロのダウンロード機能に加え、iモードも出てきています。機能充実はうれしいことですが、盗難には気をつけねば…。
※ドル表示について
ロシア生活では、私たち外国人は普段ドルをルーブルにかえて生活しているし、携帯電話などの単価の高いものはドル表示(でもルーブル払い)があったりするのでわかりやすいです。ちなみに、モスクワはすっかり雪景色です(10/11)。
画像右:モスクワで売られている携帯関連の雑誌
画像左:携帯ショップの店内
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