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ビクトリアのアートギャラリーが主催するハウス・ツアーは今年で53周年目を迎える。アートギャラリーがここぞ!と選んだユニークな家を見学できるだけでなく、地元の芸術家とタイアップしたイベントで、それぞれの家では、彼らの作品とデモンストレーションも見ることができるのだ。
 
今年はビクトリア市内の8軒の家と、9人のアーティストが選抜された。チケットは25ドルで、家の所在地図が描かれたパンフレットである。そして、家を訪れるごとに、パンフレットの裏にある番号にチェックマークをもらう仕組みになっている。
このツアーは毎年1回、9月の第二日曜日の1日だけ。しかも時間は、午前11時から午後4時半までだ。いくらビクトリアが小さな街とはいえ、8軒の家と9人のアーティストの作品をすべて見ようと思うと、かなり精力的に、そして駆け足で周らなくてはいけない。
画像:ビクトリアのアートギャラリーが選んだユニークな家。古い家を改築(画像左)、新築の家(画像中)、超モダンな家(画像右)
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チューダー朝式家屋のオーナーは、カナダでも有名なファブリック・アーティストのキャロル・ザビストンさん。彼女が世界中を巡って集めた木のスプーンや、アンティークの鍵などが、壁一面に掛かっているのが、とても興味深い。
もちろん、彼女の作ったファブリック・アートも部屋のあちこちに飾られている。日本贔屓のご夫婦らしく、中庭のコーナーは竹や灯篭を使った渋い和風になっていた。広々とした前庭は、チューダー朝にマッチした、手入れの行き届いたイングリッシュ・ガーデン。ここでは地元の肖像画家が作品を披露していた。
画像左:チューダー朝式(*)家屋。(*):英国の芸術様式。後期ゴシックからルネサンス様式への過渡期の様式で、垂直様式にゴシックのなごりがあり、細部の装飾にルネサンスの影響がみえる-百科事典マイペディア-
画像中:竹や灯篭を使って和風に
画像右:イングリッシュ・ガーデンに肖像画を展示
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次に見学したウォーターフロントの家は、新築したばかりのモダンな造り。家の内部は撮影禁止なので、残念ながら皆さんにお見せできないが、南に面した大きな窓からは、ゴンザレス湾とそれに続く大海原が望める素晴らしい家だった。
最近の傾向は、東洋風のインテリアや庭造りに人気があり、日本のカエデを庭に植えている家をよく見かける。カエデの枝に提灯をぶらさげ、風情をかもし出す演出も!?
見学者の過半数は、中年のおばさまたちだったが、関係者の話を聞くと、今年のチケットの売り上げは約800枚。さらにアートギャラリーでの特別ランチ(13ドル)も盛況だったようで、毎年多くの人が楽しみにしているイベントである。
画像左:新築したばかりのウォーターフロントの家
画像中:カエデの枝に提灯をぶらさげ、風情をかもし出す演出!?
画像右:庭がアートギャラリーに
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