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古いモノにこだわるビクトリアの人たちは、アンティークやクラシックカーが大好き。毎年夏に、「ブレザリング・プレイス(おしゃべりな場所)」というティーハウスが主催するカー・ショーは、歩行者天国にしたオークベイの市道に、ずらりとクラシックカーが並ぶ、壮観なフェスティバルである。
昔のお役人風コスチュームに身を固めたおじさまが、フェスティバルの開催を宣言し、優雅なロングドレスのおばさま方が歩く様子は、まさに歴史をタイムスリップしたかのような楽しい錯覚を呼び起こす。
80年近く経つ車でも、ピカピカに光りサビや傷はひとつもない。お金をかけた道楽には違いないが、オーナーの車に対する愛情と誇りとが、ずらりと並んだクラシックカーから、オーラのように漂っている。
コレクターのほとんどは、ビクトリア在住だったが、中にはバンクーバーやアメリカから自慢のマイカーを持ってきた人もいた。
見物人は歴史のひとこまを今、自分の目の前で鑑賞しながら、感嘆の声を上げる。一度にこれほどの数のクラシックカーを見ることができ、私も感激した。地元の消防署も、1935年製の2台の見事なクラシック消防車を披露した。
興味深かったのは、昔の車の内装は実にシンプルで質実剛健な反面、外見のディテールは細部にこだわり、美しいラインは芸術品と言ってもいいほど。大量生産される現代の車が、いかにちゃちっぽいことか!と思った。
ただ、1923年製のハーレー・ダビッドソンは、まるで自転車に毛がはえた程度の薄っぺらなオートバイだったので驚いたが…。
人だかりができていたのは、ベティ・ブープをテーマにした真っ赤なキャンピングカー。オーナーの名前もベティさんで、彼女曰く「今でも、この車をちゃんと乗り回しているわよ。車庫に置きっぱなしじゃ、もったいないでしょ」。車の中も、ベティ・グッズが一杯で、遊び心あふれるキャンパーだ。
この日は約300台のクラシックカーが勢揃いし、オークベイに集まった人々の目を楽しませた。
-文中の画像-
画像右上:ビクトリアの人たちは、アンティークやクラシックカーが大好き。この人出です!
画像左上
:お役人風コスチュームに身を固めてフェスティバルの開催を宣言。
画像右中
:地元消防署所有の1935年製のクラシックな消防車。
画像左中
:歴としたハーレー・ダビッドソン(1923年製)です。自転車ではありません!
画像下
:ベティ・ブープをテーマにした、遊び心あふれるキャンピングカー。車内もベティ・グッズで一杯。
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画像左:フェスティバルのサイン。
画像中:主催者「ブレザリング・プレイス(Blethering Place)」のマイカー。
画像右:優雅なロングドレスをまとい、なりきるおば様方
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画像左:このディテール!
画像中:昔の車の内装はシンプルで質実剛健。
画像右:後ろ姿もビューティフル!
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画像左:80年近く経つ車だが、ピカピカに光り、サビや傷はひとつもない。
画像中:看板にもこだわりが・・。
画像右:こちらの車は、27,500ドルで売り出し中。
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画像左:なかなか風情があるトラック。
画像中:こちらもトラック。
画像右:ロールス・ロイス。
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