| ■Seven Wonders of Canada(カナダの7つの偉大なるモノ) |
2007.6.19 update |
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カナダは世界で二番目に大きな国だ。手つかずの自然に恵まれ、ユニークな景色や場所が多い。しかし国が広いだけに、カナダ人自身ですら、自分が住んでいる州を含め、他の州にもあふれる偉大な宝ものを知らないままでいる。
そこで、カナダのテレビ局CBC(Canadian Broadcasting Corporation)が、「カナダの7つの偉大なるモノ(景観、または事柄)」を視聴者から募集したところ、あっという間に2万5千もの応募が集まった。必要条件は、「カナダらしく、歴史的にも特徴があり、貴重な存在であること」、「2つとないユニークさ」、「自然に関するもの、または人工的に作られたもの」、「人々にインスピレーションを与えること」の四点である。
CBCのオンラインを通して、視聴者の投票を募ると、100万以上の票が集まり、その結果、52の候補地が最終選考として選ばれた。さて、この52候補を7つに絞るのが3人の審査員だ。52の候補を15まで絞り、最終的に7つを厳選するのである。審査員の討論の様子は、テレビで放映され、いよいよ待ちわびていた6月7日の全国テレビニュースで結果が発表された。
「カナダの7つの偉大なるモノ」とは、(1)カヌー、(2)イグルー、(3)ナイアガラ瀑布、(4)大草原(カナダ中西部)の空、(5)21番埠頭、(6)ケベック旧市街、(7)ロッキー山脈、ということになった。
ナイアガラ瀑布とロッキー山脈は、世界中に有名なカナダを代表する場所だから、だれもがうなずくだろう。カヌーはカナダ人に最も人気のあるスポーツであり、昔はファースト・ネーション(原住民)の交通機関だった。イグルーは、レンガのように氷を積んで作る丸いドーム型のイヌイットの住居である。
大草原の空は、昼間の見事な青空だけでなく、冬の夜に現れる幻想的な光のカーテン、「ノーザン・ライト(オーロラ)」も含まれるので、偉大なるカナダの自然に選ばれた。21番埠頭は、かつてヨーロッパからの移民たちが船でハリファックスに到着して入国審査を受けた、歴史的な場所である。ケベック旧市街は、カナダで最も古い街のひとつであり、フランス系カナダ人の歴史を語る上でも重要な場所。
こうして7つの代表すべき偉大なるモノが公式に発表されたわけだが、景観だけでなく、カナダの歴史を語る上で重要な場所やモノも選ばれたことは、とても興味深い。52の候補から7つを厳選していく過程をテレビ放映してくれたおかげで、カナダについて学んだ人は多いはずだ。
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