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12月になると街のよそおいは、すっかりクリスマスモードになるカナダ。クリスチャンが多いビクトリアは、個人の家々も工夫を凝らしたデコレーションで、クリスマスムード満点だ。
  
地元の新聞「タイムズ・コロニスト」は、毎年見ごたえのある家のイルミネーションをコンテスト形式で採点して優秀賞を発表する。しかもごていねいに、新聞の全面を使って、ビクトリア市内の地図入りで、イルミネーションの見事な家々を教えてくれる。この地図を持って、市民は夜の「クリスマス・イルミネーション見物」するのである。
こんなこと、するかー!? よそのカナダで? おそらく、何事も気合を入れて遊ぶ、暇なビクトリア市民だけだと、私は確信しているが……。そんなわけで、こちらの人々は家の中はもちろん、外まわりもかなり張り切って飾り付けする。そしてトップの座に着くと、翌年からは意地でもトップの座を保とうと、だんだんデコレーションの度合いがエスカレートしてくるのである。
上の画像の家は、毎年イルミネーション・コンテストの1等か2等に輝く家。文字通り、ギンギラギンに輝いている。11月の初めごろから、早々と家のご主人が前庭のデコレーションの準備に取り掛かる。クリスマスが近づくと、夫婦そろって「サンタクロースの夫婦」に仮装し、見物に来る人々にキャンディーを配るサービスぶりだ。
去年のある日、サンタクロース姿のご主人が屋根の上に立って、道行く人々に「メリークリスマス!」と叫んでいたのを目撃した。ここまで徹底して、クリスマスを楽しむカナダ人! ただの物好きか?! それにしても12月の電気代は、一体いくらになるのだろう? よけいな心配をしてしまう。
  
我が家の6軒先にある家(左の画像)は、屋根の上に南十字星のネオンがつき、前庭も目いっぱいのクリスマスの飾りとイルミネーションで楽しい。しかも、家の前をいつ歩いても、クリスマスの音楽が流れているのである。ホントに、皆さん演出上手なんだから!
真ん中の画像は、近所の消防署である。この消防署はチューダー朝様式の建物で、いかにもビクトリアらしいたたずまいなのだが、やはりご多分にもれず、しっかりクリスマスのイルミネーションで、おしゃれしていた(右の画像程度だと、まだおとなしい飾り付けだ)。街中がメリークリスマス一色のビクトリアである。
【短信】12月1日にビクトリアでは初雪がありましたが、また温かさが戻り、ぼちぼち桜が開花しはじめました。皆さま、良いクリスマスとお正月をお迎えください。(12/9)
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