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スコットランドのネス湖が「ネッシー」なら、ビクトリアはカドボロ湾の「キャディ」が名物モンスター。正確にはカドボロザウルスという怪物なのだが、なんと1933年に第1号の目撃者が出て以来、現在まで目撃報告が続いている。
キャディのリサーチを“真面目に”している海洋学者ブースフィルド博士によると、これまでの200件におよぶ目撃報告から、体長5〜15mでヘビのように細長く、馬かキリンのような頭をし、ラクダのようなコブがいくつか背中にあり、二叉に分かれた尾びれを持ち、40ノットのすごい速さで泳ぐ怪物らしい。バンクーバー島周辺の湾に出没すると言われている。
1937年、捕鯨船が捕らえた鯨の腹の中から、奇妙な物体が見つかった。それは体長3mのヘビのような死体で、大きな尾びれと馬に似た頭部に特長があった。そのときの写真は唯一の証拠として残されている。ただ残念なのは、保存していた死体の一部(皮膚と身)を紛失してしまい、写真以外にリサーチする手立てがないことだ。
毎年夏になると、バンクーバー島付近の海で、3件ほどのキャディ目撃が報告される。一昨年はビクトリアで、おおがかりなキャディ・ハントが行われ、キャディの姿を捕らえた3分間以上のビデオフィルムを提供すれば、賞金1万ドル(80万円)というキャンペーンだった。もちろん、賞金獲得者は現れなかったが、キャディが過去に目撃された湾や入り江にビデオカメラが設置され、インターネットで現在もモニターし続けている。詳細をご覧になりたい方はこちらへ:http://members.shaw.ca/caddyscan/
今年は、ナショナル・ジオグラフィックの撮影隊がバンクーバー島を訪れ、カドボロザウルスを追ったドキュメンタリーフィルムを制作したばかり。テレビでの放送はこの6月になるという。
オカナガン峡谷には通称「オゴポゴ」という怪物の言い伝えもあり、ブリティッシュ・コロンビア州には幻のモンスターがあちこちに生息しているらしい。いつか我々の目の前に姿を見せてくれるのだろうか。想像するだけで楽しくなる。
-文中の画像-
画像上:カドボロザウルス(通称:キャディ)のスケッチ画
画像中:1937年に撮影された写真
画像下:かわいいキャディは、ビクトリアの名物怪獣
 
画像左:のんびりした静かなカドボロ湾
画像中:海岸で見つけたキャディをモチーフにした芸術作品?!
画像右:遊園地にあるユーモラスなすべり台
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