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英国よりも英国風と言われるビクトリアには、洒落たティーハウスがたくさんある。観光客に最も人気があるのは、エムプレスホテルのアフタヌーン・ティーだろう。ゴージャスなホテルで、次々に出てくる果物や一口サイズのきれいなサンドイッチやケーキが目と舌を楽しませてくれ、リッチな気分を味わうことができる。しかし、お値段もたいへんリッチで、チップを入れたら一人前50ドル近くする。※1カナダドル=約86円(2004年3月現在)
地元のビクトリア市民たちはまず、こういう「観光ずれ」したところではお茶しない。だって、50ドルならレストランのランチ二人分で、充分お釣りがくる値段ではないか。そこで、今回はOak Bay Avenueにある"The Blethering Place"(おしゃべりの場所という意味)をご紹介しよう。チューダー様式の建物が、まさに古き良きイギリスを彷彿とさせる素敵なティーハウスだ。
お店に入ると、英国製のジャム、紅茶、キャンディー類に混じって、地元の人が編んだティーポットカバーが並んだ可愛らしいショップがある。そこを通り抜けるとティールームだ。
レースのカーテンやユニオンジャックの旗、そして壁に飾られたちょっとレトロな英国風グッズが一杯で、ここはどこー?、カナダじゃないみたいという雰囲気。ティールームのスタッフは、気さくでとても親切。客層は仲の良さそうな老夫婦や、赤ちゃんを連れたお母さん、買い物帰りの主婦とか、ローカルな人たちが多い。オーナーはもちろん、ブリティッシュなまりの英語を話すイギリス系カナダ紳士である。
フルサイズのアフタヌーン・ティーは、サンドイッチ、デボンシャークリームとジャムを添えたスコーン、イングリッシュトライフル、ケーキ、ソーセージロール、バタータルトに紅茶かコーヒーで、$16.95。
トライフル抜きで量が少なめのライト・アフタヌーン・ティーは、$14.95。それでも一人では食べきれないほどの量なので、二人で分け合っても充分だ。フレックファースト、ランチのメニューもあり、金・土・日曜日の夜はライブミュージックを楽しむディナーに人気がある。
地元の人たちに会える、フレンドリーな「おしゃべりの場所」へぜひどうぞ!
画像上:「おしゃべりの場所」という名のティーハウス
画像中:フルサイズのアフタヌーン・ティー
画像下:トライフル抜きで量が少なめのライト・アフタヌーン・ティー
【短信】こちらビクトリアは、もう桜が満開です。町のあちこちの桜並木は満開の時期が少しずつずれているため、その分ながく楽しめます。(3/3)
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