■幸せなワンコたち 2003.11.17 update

ビクトリア(B.C.州)へ引越して2週間が過ぎた。カナダ移住以来、五度目の引越しを経験したわけだが、今回はトロントから4558km、アメリカ大陸をほぼ横断する大移動だった。

初めて空の旅を経験した我が家の犬2匹も、新しい環境にちょっととまどいながらも、トロントとは比べものにならないほど暖かい毎日を楽しんでいる。家から車で2、3分走るとすぐ海なので、うちのワンコたちにも、さっそく海岸デビューさせた。いるいる!リードなしで、悠々とお散歩している犬がいっぱい!飼い主が投げる棒切れを追いかけて、海へ何度も飛び込んでいく犬や、芝生をかけまわる犬たち。

それにしても、なんてお行儀がいいんだろう。吠える犬がいないので、海岸はとても静かだ。お互いにしっぽを振って犬同士が近づき、クンクン匂いをかいで、若い犬だと、すぐに追いかけごっこを始めたりする。飼い主同士が立ち止まっておしゃべりしていると、その横でワンコたちもちゃんと社交している。とってもいい雰囲気なのだ。

うちのワンコたちは、これまでに社交の経験がなかったため、大型犬をむやみ怖がる。特にラソアプソとプードルの混種のクッキーは、私の足元にピッタリとくっつき、大きな犬が向こうからやって来ると、その場でフリーズしてしまう。もう1匹のデイジーは、リードを付けたままでないと、まわれ右して逃げそうだ。でも、先日ケイリンテリア種と遭遇した時は、自分と同じ仲間だとわかったのか、遊びたがったので、初めてデイジーのリードを外して2匹を駆け回らせた。だが、もう少し散歩に慣れ、社交のトレーニングが必要だ。

海岸沿いには、犬のフンを拾うためのビニール袋が入った箱とゴミ箱があちこちに設置してある。ペットオーナーの最低限のマナーは、フンの始末をすること。市がビニール袋を絶えず補給する。ビクトリア市内では、店の中までペットが一緒に入ってくることがある。お行儀の良いワンコたちなので、誰も気にしない。本屋で立ち読みしている飼い主の横で、おとなしくすわっている犬を見かけた。

穏やかな気候に恵まれ、自然とアウトドア志向になるビクトリア市民は、犬と行動を共にする。どこへでも一緒に出かけるワンコたちは、ストレスがないから、吠えたりリードをむやみに引っ張ったりしない、穏やかな性格になるのだろう。幸せなワンコたちである。



画像右上:飼い主同士がおしゃべりしていると、ワンコたちもその横でちゃんと社交している。
画像左上:自宅から車で2、3分も走るとすぐ海。
画像右下:ウチのワンコたちと海岸を散策
画像左下:犬のフンを拾うためのビニール袋が入った箱とゴミ箱


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