■熱狂アイスホッケー 2002.11.18 update

カナダの国技といえば、アイスホッケー。アメリカ人がフットボールに、イギリス人がサッカーに夢中になるように、カナダ人はホッケーに熱くなる。

こちらの子供は、ヨチヨチ歩きを始めると、もうスケート靴をはいて氷の上をすべっている。どんな小さな町にも、屋内のアイスリンクがあり、数々のレッスンを提供しているので、さすがに上達は早い。

わが息子が小さかった頃、「パワースケート」というレッスンに登録した。行ってみると、驚いたことに5,6歳の子供たちが、ホッケーの重装備に身を固め、本格的なゲームテクニックを習っているではないか。

頭から顔までを保護するヘルメット、厚い肩パッドやごわごわしたショーツのためか、よろよろしながらスケートする子供たち。中には、ころんでばかりいて、泣き出す子も。それを観戦席から大声で叱咤激励するパパやママ。す、すごい・・・カナダには教育ママという言葉はないが、ホッケーママがいたのね。 気の弱い息子は、早々とこのレッスンからドロップアウトした。

長野冬季オリンピックで銀、ソルトレークシティーで金を獲得した女子ホッケーチームの影響か、最近は女の子のホッケー人口が急増している。来年1月末にはモントリオールで、インターナショナル・ガールズ・トーナメントが開催される予定だ。

ホッケーの大リーグNHL(National Hockey League)はアメリカ・カナダ合わせた30チームで成り、カナダチームは6つ。毎年10月になると試合シーズンが始まり、成績上位16チームがスタンレー・カップ・プレイオフに出場して優勝を競う。

歴史に残るプレーヤーに、エドモントン・オイラーズに在籍していたウェイン・グレツキーがいる。19歳でスーパースターになり、最多得点賞、最優秀プレーヤー賞など1999年の引退までにNHLで60以上の新記録を次々と生み出した。もちろん彼の名前は、トロントにある「Hockey Hall of Fame」に殿堂入りしている。

先月、戴冠50周年を記念してカナダを訪問した英国のエリザベス女王は、滞在先のバンクーバーで、ホッケーの試合開始のパック投げを自ら行なった。史上初のこのイベントに、多くのカナダ人が狂喜したのは言うまでもない。

画像上と画像中:子供たちのホッケーレッスンの様子(ご近所の屋内アリーナにて撮影)
画像下:同アリーナに展示されているトロフィーの数々

【短信】ここトロントは今月1日に初雪があり、寒くなってきました。この時期になると、やっぱりカナダはホッケー一色になりますので、そのことを書いてみました。


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