■ブッダガヤ・バザール探検(1) 2003.10.13 update

今回は、ブッダガヤのバザール(市場)についてお話します。タイトルに「探検」と記しました。ただのお買い物じゃないの?と思われるかも知れませんが、実は私にとってショッピングはとても珍しいことなのです。まさに「探検」なのです。

ブッダガヤは世界遺産に登録されましたが、まだまだどこか数千年前の空気を残すような田舎です。そんなブッダガヤの中でも古い慣習を大事にする家に嫁いだので、一人での外出は許されません。毎日の野菜などはお姑さんが買ってきてくれます。何か欲しい物があると、お姑さんや家の子どもたちに頼んで買ってきてもらうのです。

「よし、今日はバザールに行こう!」主人の妹と弟、主人の甥や姪を引き連れて出かけました。外出するときは特に身なりに気を使います。普段家の中で着ているサリーは綿のものが多いのですが、バザールに行くときは少し上等なサリーを着なくてはなりません。ここが難しいところなのですが、あまり上等すぎてもいけません。パーティなどで着るサリーなどは目立ちすぎるのです。村の人たちの手前、「あの家の嫁は結構いいサリーを着ているな」と思われる程度のサリーを着なくてはなりません。

シンドゥール(赤い粉。既婚の印)は額の生え際にたっぷりつけます。ビンディ(眉間につけるシール)も忘れてはいけません。腕にはチュリー(腕輪)を5〜10本つけます。足首にはパイヤル(アンクレット)をつけ、足の指にもビチヤ(足の指輪)を1〜3個つけます。腕時計も必須アイテムです。完全武装で行きます。

ぞろぞろ引き連れてバザールへは歩いて5分ほどです。いつも窓から見ているバザールはとても遠くに感じられます。まず、チュリー(腕輪)屋さんに写真を撮らせてもらいました【画像:上】。チュリーはカゴに入れて家に売りに来てくれますが、バザールでも売っています。色々な色とサイズがあります。ブッダガヤの女性は小柄で華奢な人が多いので、標準的な日本女性には特大サイズじゃないと腕に入りません。

アングール(ブドウ)やスイカも売っています【画像:中】。おばさんたちは「あんた、マハマヤホテルの嫁だね。うちの子、あげる。日本へ連れて行って」と、口々にコメントに困るようなことを言います。

三枚目の画像は「カイニー」という噛み煙草のお店です。普通の煙草よりカイニーのほうがポピュラーです。ブッダガヤでは、手のひらで揉んでから舌の下や下唇と歯茎の間に入れます。こういう手作りのものもあれば、パックになった既製品も売っています。もともとアレルギーの強い私は刺激系が大の苦手。お酒も飲めないし煙草も吸えません。ブッダガヤでは良き嫁はそうであるべし、なのです。体質が功を奏しています。

まだまだ色々なお店のあるブッダガヤのバザール。次回、バザール探検(2)をお楽しみに、、、。


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