■ホーリー(色のお祭り) 2003.4.21 update

インドのお祭りでとても有名なのがホーリーです。今年のホーリーは3月にありました。ホーリーという名前の由来についてブッダガヤの地元の人に聞いてみると、ある神話からきていると話してくれました。

昔々、ヒランカシャップ(hirankshap)という王様がいて、その息子プラハルド(prahald)はビシュヌ神を大変信仰していました。しかし父王は神を信じていませんでした。父王は息子を何度も殺そうとしました。何度殺そうとしても死なないので、最後には火あぶりにしようと考えました。父王は妹のホーリーカ( holika)に言いました。息子を抱きかかえて火の中に入れと。その時、ビシュヌ神はホーリーカにショールの贈り物をあげました。それをまとっていると火の中でも燃えないというショールでした。ホーリーカはそのショールをまとい、無理やり少年プラハルドを抱えて火の中に座りました。すると、突然とても強い風が吹いて、ホーリーカのショールが風に舞い、プラハルドに覆いかぶさりました。ホーリーカは炎につつまれ焼け死にました。プラハルドは焼けませんでした。この神話から「ホーリー」と呼ばれるようになったそうです。この話はブッダガヤの地元の人から聞いたお話ですので、地域によって、また人によって少し違う部分もあるかも知れません。ご了承ください。

ホーリーは何日か前から行われます。地域によっていろいろですが、ブッダガヤでは子供たちは1週間くらい前から遊んでいます。手のひらに色の粉をつけて、水を少し混ぜて、急に走って友達の顔や服に色をつけます。前日もかなり本格的で、外出はあまりできません。知らない人からもかけられます。ホーリーの当日、私は家で義理の妹や兄嫁さんや子供たちと色の付け合いをしました。鬼ごっこのようでスリリングでした。夕方からは年上の尊敬する人たち、お父さんやお母さんの足の先に色の粉(これは水に混ぜる粉とは違う粉です。アビールと言います)をつけます。友達には頬やおでこに 丁寧に塗ります。次の日の夕方、少年たちが各地域で「ジュムタ」というお金が入った素焼きのつぼを高くつるして、少年たちがどんどん上に登っていって「ジュムタ」を割ります。

ホーリーのお祭りの日はヒンドゥー教のカレンダーで、新年の始まりに当たります。それまで喧嘩していた人たちも、嫌なことはすべて火で焼いてしまって(日本で言う水に流して」)、仲直りする日なのだそうです。


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