■子どもの生活習慣 2009.1.20 update

子どものお誕生会、クリスマス、大晦日、気の合う友人たちを誘って、、、という感じで、スペインではよくホームパーティを開きます。子ども同士が学校で約束をして、そのままお昼ご飯を一緒に食べ、夕方まで遊んで、おやつを食べて帰るというパターンもよくあります。

スペイン人の子どもは、食べたことがないものや見たことがないものを口にしない場合が多いので、初めて家に遊びに来る子向けには、前菜としてスパゲティ、メインとして牛肉か鶏胸肉をさっと炒めたものを準備しておくと間違いありません。

その他、子どもに受けるメニューは、目玉焼き。目玉焼きといっても、日本のようにちょっとお水をたらしてその水蒸気で蒸し焼きにするのではなく、たっぷりの油をフライパンに入れ、卵を落とし、熱くなった油をスプーンで上から卵にかけて熱を通す、という調理方法です。

できあがった目玉焼きは油がしたたりますが、これを5才児でも2個とか3個とか食べちゃいます。家庭によっては、同じ油を利用できるので、フライドポテトを副菜として付けたりするのですが、カロリーオーバーだし、栄養のバランスは悪いし、日本人母としては敬遠するところ。

ただ、思春期を過ぎて急激に太り出す人も多いので、子どもの頃の食習慣は大切なんだけどなぁとは思うものの、小食で食べるのが遅く、周りの子より一回り小さい我が子も、こういうメニューなら食いつきが良いので、子どもの頃は何でも栄養のありそうな好きなものを食べさせた方がいいのか??と迷うこともあります。

実際、クラスメートの中には3才代で補助輪なしの自転車を乗り回す子が多いし、日本人としては平均(5才0ヶ月時点で110センチ)の我が子より頭ひとつ分背の高い子が何人もいるし、女の子ですら筋肉の付き方が違っていて、3、4才で、雲梯(うんてい)を軽々とこなすんですよねぇ。肉を食べる人種と米を食べる人種の違いでしょうか・・・。

日本の常識からすると、成長期の子どもの食生活としてはあまりにもバランスが悪く、時間帯も遅いスペインの食生活。例えば、朝ごはんは8時頃、ココアミルクとビスケットかカップケーキみたいな甘いパンか、カステラ。良くてヨーグルト。牛乳コップ一杯だけの子もいる模様。学校では11時か12時に、果物かヨーグルトか甘いパンかサンドウィッチでおやつ。2時過ぎに家にもどって、一日で一番充実しているお昼ご飯。子どもでも前菜とメインの二種類を食べ、デザートも食べます。5時か6時くらいにおやつとして、また果物かヨーグルトか甘いパンかサンドウィッチ。夕飯は8時か9時。生ハムの類のサンドウィッチ程度の軽いもので終わる家庭が多いようです。お昼ご飯に野菜を食べないと、甘い物とハムだけで一日が終わっちゃいそうです。

もうひとつ気になるのが早寝早起きのこと。スペインは、タイムゾーン(GMT+01)の割に西にあるので、例えば12月だと朝8時でも真っ暗だし、7月だと夜10時でも明るいのです。ですので、7時半には一人で起きてくる我が子は、「めっちゃくちゃ早起きな子」と言われています。クリスマス休暇中の時間帯を聞いてみると、多くの子が夜は12時に寝れば早い方、朝は12時前に起きれば早い方、なんだそうです(5才児ですよ?)。

夜10時でも明るい夏休みに至っては、言わずもがな。まぁ、寒くて暗い冬の朝に早起きしたってやることはないし、暑くて外遊びができない夏の昼間は家でのんびりお昼寝して、涼しくなった夕方から夜にかけてたっぷり外で遊んだ方が理にかなっているのかもしれません。

郷に入れば郷に従え、なのかもしれませんね。でもやっぱり、息子の友だちにはブーイングをくらっても、スパゲティにはタマネギやピーマンやニンジンを細かく切ったものを入れてしまう親心。いつかわかってくれるといいなぁ(遠い目)。

画像上:スペインの伝統的な料理、コシード(ひよこ豆、キャベツ、豚ラード、ソーセージ、牛肉、豚骨、牛骨などを煮込んだもの)を食べる子どもたち。この手の煮込み料理は人数が増えても対応できるので、大勢が集まるときには便利。
画像中:レンテハス(レンズ豆を炒めたタマネギとニンニク、ブイヨンで煮込んだ料理)は見た目が地味ですが、意外とスペイン人の子どもは好きです。離乳食でも使われるからでしょう。
画像下:よくある公園の遊具。ブランコがない公園も多いのと、鉄棒がないのが日本の公園との違いです。

【短信】スペイン版「こどもの日(1月6日主顕節、東方から三賢者がラクダにのって、プレゼントを持ってくるとされている)」も終わり、子どもの学校も始まり、ようやくクリスマスが一段落した感じのスペインです。景気回復のため、早めにバーゲンを開始するように政府が奨励したため、12月にはセールをしている店が多かったのですが、スペイン唯一のデパートでは1月7日からバーゲンが始まりました。初日にのぞいてみましたが、駐車場がいっぱいになることもなく、例年より静かな始まりでした。中は掘り出し物を探す人で混雑していました(1/8)


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