■子ども用屋内遊具施設 2006.8.15 update

スペインの夏は湿度が低いので、家の中にいれば扇風機があれば何とかしのげますが、2時から4時くらいの外気温は40℃を超えることがめずらしくありません。おまけに10時過ぎまで明るいので、子どもも大人も暑いときは家の中でシエスタ(お昼寝)をしたり、テレビを見たりして、のんびり過ごします。この時間、外を歩いている人はよっぽど忙しい人か、観光客。夜間よりも、むしろ昼間に強盗事件が多いのもスペインの特徴です(苦笑)

わたしの住む地域も、多くの人たちが海沿いの町やもっと涼しいところにバカンスに出かけてしまい、ガラーンとしてしまいました。まだ子どもが小さいので公園に連れて行くのですが、そこもガラーン。公営プールは大賑わいですが、毎日となると親の方が疲れます。そこで、暑さに弱い夫の希望で、クーラーの効いた屋内遊具施設に行ってきました。

スペインには残念ながら、日本のような公立の児童館や、子ども向けの屋内施設はほとんどありません。わたしたちが利用する施設も民間のものです。バリャドリッド市内にある大手のところは、夕方6時から夜9時半までの営業で、一時間あたり子ども一人の料金が3.9ユーロ(約560円)。付き添いの大人は何人でも無料です。入場するときに子どもは靴を袋に入れて預け、退出するときの時間によって料金が計算される仕組みです。スペインではおそらく唯一子どもが靴を脱いで裸足や靴下のみで遊ぶところです(何と言っても、保育園や学校でも革靴で何時間も過ごすのが普通です。家の中でも革靴のままということもめずらしくないし、少なくともスリッパや部屋履きを履いています)。

施設内にはインストラクターがいて、ほどよく子どもを遊ばせてくれます。床にはマットが敷き詰められ、安全にも気を配った作りなので、多少荒い動きをしても大丈夫。お決まりのBARもあるので、親は少し離れたところからビール片手に子どもの様子を見守ることができます。遊び場内には親は入れません。わたしたちが一番利用するところは、4才以下の子どもとそれより大きい子ども用の場所が区切られているので、よちよち歩きの赤ちゃんも安心して預けられます。

そして、子どものお誕生会の会場としてもよく使われています。一人当たり入場料や簡単なおやつ、ジュースなどがついて6ユーロから7ユーロ(約870円から1,000円)といったところです。クラス全部を招待する、というのが一般的なので、一クラス25人だとしても2万5千円。ちょっと考えちゃう金額ですが、子どもにお金をかける風土は日本以上なので、お誕生会席はいつも満席状態。さすがに夏は半分くらいしか埋まっていませんでしたが、7時半に入場した我が子の通し番号が13番だったことからすると、やっぱりお誕生会にはよく使われているんだなぁ、という印象を持ちます。お金さえ払えば、招待する側も準備や片付けも必要なく、子どもたちは勝手に楽しく遊び、親はおしゃべりをゆっくり楽しめる、といったお手軽さが受けるのでしょう。カラオケコーナーまでありますしね(そのわりに子ども用の小さいトイレがないんですよね。大人用の便座の前の方に器用にちょこんと座ってするようです。汚れていることも多いのですが、もうそのへんは精神衛生上、考えないようにしています。苦笑)。

夏場は子ども2人にインストラクター1人、なんてことがあり、保育所より良いのではないか?と笑ったくらいガラガラなのですが、お天気が悪く、寒くてとても公園では遊ばせられない冬場はとても混雑しています。もちろんトラブルを避けるため、インストラクターの人数も増えます。家の中では子どもがエネルギーを余らせてしまいますし、毎日通うにはちょっと高い料金ですが、親も子もリラックスできる遊び場としてはかなりポイントが高いですものね。願わくば、もっと低料金の公立の施設もできると良いのですけどね。

画像上:3メートルくらいの垂直すべり台。下はボールプールになっています。
画像中:お誕生会コーナー。後ろに見えるのがBARで、おやつからアルコール飲料まで充実しています。料金は多少高め。
画像下:4才以下のちびっこコーナー。すべり台やトランポリン、ボールプールなどがあります。


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