■秋祭り 2004.10.18 update

南国のイメージが強いスペインですが、日本の東北地方と同じくらいの緯度に位置し、案外、夏も短かったりします。特にわたしの住む北部スペインでは、今年の夏は冷夏で、暑いなぁと思ったのはたったの2週間程度でした。8月だというのにカーディガンを着込んだ日もありました。

そんな短い夏が終って、子どもたちはようやく学校に戻りました。もっとも夏休みはたっぷり3ヶ月もあり、おまけに9月中は「慣らし」のために授業は午前中だけ。そうこうしているうちにクリスマス休暇になっちゃうんだよ、と近所のお母さん方の嘆きが聞こえてきそうです。

そして9月の中旬には、バリャドリッドでは秋祭りがあります。各地の村々で夏祭りが開かれたあとの大締めという印象もあるお祭りです。闘牛やサーカス、その他の催し物をはじめ、市内には各BARが屋台を出し、サッカースタジアムの駐車場にスペイン各地の名産物を出す屋台がでます。子どもも大人も一番楽しみにしているのが、移動遊園地かもしれません。組み立て式といっても、結構本格的で、ジェットコースターやバイキング、逆バンジージャンプなどの絶叫マシーンもあります。

画像:移動遊園地では、観覧車は絶叫マシーンのひとつ。すごい勢いでぐるぐる回ります。壊れるんじゃないかと、別の意味でもかなり怖いんですよ。

今回は、画像で日本のみなさんにも移動遊園地を楽しんでいただければと思います。ゲームは一回2ユーロ(約260円)前後が平均的です。

UFOキャッチャー。何度も左右のボタンを押しなおせますが、三本爪がゆるゆるなので、滅多に景品はとれません。
チューロス屋。いわゆる揚げドーナツやフライドポテトが売られています。
カエルの口にボールをふたつとも入れられたら、景品がもらえるゲーム。
ボールを投げてお皿を割れたら、景品がもらえるゲーム。
ボールを穴に入れると、上のラクダが走る仕組みのゲーム。一等の人が景品をもらえます。
3個のボールで、6個の空き缶を全部倒せたら景品がもらえるゲーム。
ダーツ。三本の矢を全部輪の中に命中させたら景品をもらえます。
射的。玉は鉛玉やコルク。景品は、他のゲームと同様のぬいぐるみやキーホルダーの他に、 タバコ、葉巻、お酒のミニボトルなどがあります。
サッカーボールを蹴って、ボーリングのピンを全部倒したら景品をもらえるゲーム。
駄菓子屋さん。ココナッツや、たまねぎの酢漬けなども売られています。
屋台。生ハムが並んでいますが、市内のBARが出している屋台や、スタジアム脇の各地名産屋台に比べるとかなり割高です。
デザートワイン屋。極甘ワインを売っています。
ロデオ。乱暴に振り落とされるので、必死で乗ってる人より、見ている人の方が面白がっていることもあります。
ビンゴ。スペイン人はビンゴ好きな人が意外に多いのです。普段から町にはビンゴ場があります。 日本でいえば、パチンコ店の感覚でしょうか。もっとも、店数はパチンコ店よりずっと少ないです。景品は、テレビや掃除機をはじめとする電化製品など、実用的なものがたくさんあります。
はずれたビンゴの紙、紙、紙。 ゴミを平気でポイ捨てするのはスペインの悪しき習慣。「ゴミ箱に捨てたら、掃除夫の仕事がなくなるじゃん」なんて悪態をつく人もいます。
2、3歳の幼児は、この手のおもちゃをカラカラ押したり引いたりして歩いています。
夜10時くらいになってからが、移動遊園地本番。ピノキオが連れて行かれた遊園地もこんな感じだったのかなぁと思わせる妖しい陽気さです。
ちびっ子も夜中まで遊んでいます。他の地方で見た一番強烈な乗り物が、生きているロバのメリーゴーランド。真ん中のポールにつながれたロバが、子どもを乗せてぐるぐる歩くというもの。バリャドリッドの秋祭りにはありませんでしたが、これを見ると、ますますピノキオの物語を思い出させます。

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