■朝まで結婚式 2002.11.18 update

スペインの結婚式は、まず、結婚する前に同性の友だちを集めての「独身さよならパーティ」から始まります。そのときのプレゼントは何故かちょっとエッチなジョークグッズ。上半身ヌードの絵が描いてあるエプロンだとか、てっぺんに意味深な肌色のソーセージがついているかぶり物などを結婚する当人につけさせて大騒ぎ。

二次会もちょっとエッチな場所に出かけます。わたしは、男性ストリップショーに行きました。おかまちゃんショーの合間にディスコタイムがあり、いよいよストリップショー。初めてのわたしはワクワクしていたのですが、セクシーな下着になっただけだったので、ふーんそんなものか、と半ばガックリ(笑)。が! 最終的には電気が消え、自分で懐中電灯を持ったストリッパーが照らし出したものは!!下着はついていませんでした。

結婚式の話に戻りましょう。

スペインはカトリックの国なので、教会で結婚式を挙げる人が一般的ですが、形式にこだわらないカップルは市役所での式を選ぶこともあります。「死が二人を分かつまで」と誓約するように、教会で結婚式を挙げた二人は離婚できない決まりになっているそうです。

わりと時間にはルーズなスペインですが、結婚式も例外ではありません。指定時間になると、ぼちぼちと招待客が集まり始め、15分くらい過ぎればそろそろ新郎が現れます。みんな集まってきたなぁ、待ちくたびれたなぁ、という頃になると新婦登場。白いリボンをつけ、後部座席にはブーケが飾られたピカピカに磨かれた車に乗っています。

レンタルというものがないので、ウエディングドレスは自前です。新郎にはデザインなどを当日まで内緒にするそうです。一層美しく輝いている新婦を見て、新郎は思わずキスすることも。まぁ、愛する二人はいつでもどこでもキスするものですが。

神父のお説教や聖歌の合唱などのあと、新郎新婦は誓約書にサイン。教会への寄付金を集める人がまわってくるので、参列する人は小銭を準備しておいた方が良いでしょう。教会の結婚式は新郎新婦と関係がなくても参列できます。

そして、お決まりのライスシャワー。悪い友人が豆をまいたりすることもあります。

結婚式の後は、郊外のレストランでパーティをするのが一般的。新郎新婦は、式の後、写真撮影があるので遅れて来ます。その間、お客さんは勝手に飲み始めてしまいます。新郎新婦が到着すると拍手が起こるものの、乾杯などはナシ。スピーチや友人による出し物などもありません。ひたすら飲んで食べてしゃべって楽しみます。ときどき「Viva los novios!(新郎新婦ばんざい)」と叫んだり、「Que se bese!」と新郎新婦にキスさせたりして大騒ぎ。新郎新婦のご両親にまで「キスしろー」と囃したてます。日本人カップルは目立つので、ときには、わたしたちにまで「日本人、キスしろー」と騒がれたり、、、

引き出物にあたる記念品としては、男性には葉巻、女性にはボールペンやアトマイザー(香水を入れる小瓶)などが配られます。新郎新婦へのお祝いは、「Lista de boda」と呼ばれるやり方で新生活に必要な物を予め聞いておき、仲間同士でプレゼントするやり方が好まれます。

食事が終わると、次は大ディスコパーティ。最新のヒット曲からナツメロまで、次から次に大音量で音楽が流れます。踊りなんて知らなくても大丈夫。踊れる人がリードしてくれますし、ヘビのように連なってぐるぐる回ったり、一列に並んで、「Hey! Hey!」と腰を振るだけのものもあります。これが朝方まで延々と続くのですが、飽きたらず、別のディスコに流れる人たちもめずらしくありません。結婚式に参加する前は体調を整えておくことが必須かも!?

画像上:ちびっこもこんなにオシャレします。新婦より目立たない服装で、という気遣いはスペインにはないかも。
画像中:ダンスパーティの様子。グラス片手の人もいます。
画像下:披露宴のテーブル。ワイングラスが並びます。料理メニューは新郎新婦の写真入り!ここまでやる人はあまりいないと思いますが、プールサイドで披露宴をするなど、とにかく派手なお式でした。

【短信】わたしの住むバリャドリッドは、すっかり冬です。毎日、お天気が悪いので、洗濯物が乾きません。。。(11/7)


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