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今年の冬は上海もなかなか厳しい寒さでした。2月中旬には、朝カーテンを開けると雪が積もっていた日もありましたが、その後は雨が多く、三寒四温で日に日に春めいてきている上海です。
さて、3月に入りました。日本はまもなく入学、進級シーズンですね。近所に住んでいる韓国人のお子さんは、韓国の学校が3月から新学期だそうで、幼稚園半ばで学校へ入学していきました。
中国は9月が新学期ですので、春節(今年は1月29日でした)のお休みが終わると、一年の後半になります。私の息子は6歳なのですが、ローカルの学校なので、小学校入学まであと半年となりました。
以前にも書きましたが、上海では原則的にいちばん近くの公立学校へ入学することを勧めていて、入学試験などはしてはいけないことになっています。それでも、申し込みの際にちょっとした面接はあるようで、自分や家族の名前、住んでいるところ、両親の仕事、自分の好きなことなどは答えられるようにしておかなくてはならないようです。また、学校に上がればすぐに宿題漬けの毎日が始まるため、少しずつ机に座る習慣も身につけなければなりません。
親としては、学校に上がってから苦労しないように、今できることはさせておきたくて、簡単な算数や漢字の読み書き、ピンインという中国語の発音表記などを勉強させるのです。そうは言っても、当の本人たちはまだ「もうすぐ学校へ上がる」とか「学校へ上がったら大変なんだ」という自覚がないため、まったく腰を落ち着けることはできないのでした。
息子の幼稚園では、そういう親の心配を理解して、特に国語方面の宿題を毎日課しています。今学期からは、毎日「口述日記」を書かされています。子どもが今日の出来事などを話し、保護者がノートにつづるのです。また、お話を聞いて、その中の好きな場面を絵に描いていくことなどもあります。そのほかには「常識を身につける」として、ごみの分別方法や中国の祝日について、また道徳方面のちょっとした問題が書かれたプリントが宿題になることもあります。
先日、保護者会があり、今後卒園までの5ヶ月のクラスの方針などを聞いていきました。2月は「今までと違う自分」というテーマで、自分の名前の由来から始まり社会の一員としての役割(手伝いや、幼稚園での分担作業など)を認識していくことに重点がおかれました。3月、4月は、外で活動するのにいい季節なので、戸外で発見したことなどを自分の言葉で表現する方法を勉強します。また同時にほかの人の意見や考えを聞くことを学習します。
5月は「小学校を覗いてみる」ということで、隣にある公立小学校の見学をしたり、実際の授業内容などについて聞く機会を設けられます。そして、6月は「卒園までのカウントダウン」で今まで学んできたことの発表などがあるようです。同時に、日々の時間割の中ではパソコン、英語、計算、国語などをしつつ、二週間に一度は社会見学としての遠足があります。
2歳半から入れた幼稚園も、引越しなどの関係でここで4つ目になります。付近にもたくさんの園があり、見たり聞いたりしたところはかなりの数になります。勉強重視にしたいけれど力不足だった幼稚園、遊びも勉強も中途半端な新設の幼稚園、自由な雰囲気の楽しい幼稚園、勉強の方面では充実していた幼稚園など、いろいろでした。でも、今のところは、日本人の私にも比較的納得のいく幼稚園だと思っています。あと4ヶ月。一昔前の日本以上に厳しい学校生活に向けて、子どもも大人も今から心の準備をしているところです。
画像上:参観日。運動場で整列・・・するはずが、ふざけてなかなか並べません。
画像下:遠足前のスナップ。遠足が大好きなのはどこの子どもも同じです。
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