■世界一の野外音楽アートイベント、Glastonbury Festival 2007.7.3 update

日本の梅雨がこちらにもやってきたかのように雨が降り続いたイギリスです。場所によって、イングランド北部や中部の地域では、1ヶ月の降水量が1日のうちに降り、大洪水を引き起こしました。今現在(2007年6月29日)でも、激しい雨が降ったりと、被害が続いています。

雨の多いイギリスではありますが、一日中激しい雨が降り続くというのは珍しく、自然環境が変わってきている証拠でしょうか?

イギリスの川を見ますと、日本のように台風が来る国じゃないからか、土手があったり、川幅を広げたり、コンクリートを埋めたりなど見たことがありません。(場所によってはあるのかもしれませんが)自然のままの状態です。今後、自然環境が変わっていき大洪水が増えていくと、イギリスの川も日本のようになっていくのでしょうか? それはそれで何だか寂しい気もします。被害を考えれば仕方のない事かもしれませんが...。

さて、そんな雨の多い初夏、イギリスの夏の訪れを告げる風物詩的存在のイベントが行われました。世界一の野外音楽アートイベント、Glastonbury Festival(グラストンベリー・フェスティバル)です。イギリス→野外→悪天候覚悟のイベントではありますが、1970年から続く伝統のある野外イベントです。観客は年々増えていき、今年は、17万7千人を動員、4月に発売されたチケットは、1時間45分で売り切れたそうです。

ちなみにチケット代は、145ポンド(約3万5千円)。前回の2005年にはインターネットオークションや闇マーケットに流れ、一枚700ポンドで取引されていたようです。今年はそうなる事の無いように写真付きチケットを採用、そんな事からもGlastonbury Festivalの人気がうかがい知れます。会場となる3.6 平方キロという広大な敷地は、普段は牛が放たれる牧草地。主催者は、酪農家の方という、何ともイギリスらしい?なぁとヘンに感心してしまいました(土壌保護のために開催されない年があります)。

牧草地ということで、雨が降るとドロドロに...長靴は必需品。あっても意味ないくらいのぬかるみ状態。でも、そんな状態もGlastonburyの盛り上げに一役かっているのかも。会場は、メインステージの他にシアターやキッズエリア、サーカス、ジャズ、コメディなどさまざまなジャンルのステージが設けられて3日間たっぷり楽しめそうですね。そう考えると、チケット代145ポンドは安くないかな?

□Glastonbury Festival
http://www.glastonburyfestivals.co.uk/

画像右上:雨が降った翌日は...こんな状態でした。
残りの4つの画像:1970年、ワージー農園(Worthy Farm)の持ち主がはじめたグラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)。開催場所は、南西部のサマーセット州(Somerset)グラストンベリー(Glastonbury)近郊、ピルトン村(Pilton)。今年(2007年)は6月22日(金)〜6月24日(日)に行われましたが、行かれた方から『各国いまどき報告』に!と画像が届きましたので掲載します(画像提供:Lee Taylor)。


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