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「日本は、雨ばかりで肌寒い日もあるよ」と報告を受けた7月。こちらイギリスでは、記録的な暑さに見舞われました。7月に気温が35℃に達するのは珍しいことのようです。日本と違い、蒸し暑い暑さではなく、オーブンの中にいるような暑さです。それでも日陰にいけば風が涼しく感じられ、さわやか〜な夏を感じることができます。かと思えば、日本の夏を思い出してしまうような蒸し暑い日もありここはイギリスか?と疑ってしまうこともたびたびです。
さて、そんな暑〜いイギリス。暑い日に食べたくなるモノといえば...なんでしょう(アイスクリーム以外で)。日本でいうとこの、そうめんや冷やし中華みたいな存在のモノは、あるのでしょうか?
身近なイギリス人に聞いてみると、共通した答えが...サラダ。その他、Ploughman's lunch(直訳すると「農夫の昼食」)。パンとチーズ(2種類くらい)、ピクルドオニオン(プチ玉ねぎの酢漬け...らっきょうのようなもの)、チャツネ(甘酸っぱいような茶色のソースに細かく切った野菜などが入ったもの)。ちゃんとした料理としてパブのメニューに載っています。これで£5〜6くらいするのではないでしょうか。Ploughman's lunchは特に夏限定のモノというわけではありません。なので、「Ploughman's lunchはじめました」とかパブの窓には張っていません(笑)。特になにというわけではなく、アツアツでないシンプルなものを食べるということでしょうか??
ただ今、イギリスを空から見ると、緑、黄色(麦)、赤(ポピー)、薄紫(ラベンダー)のパッチワークで彩られていること思います。赤と薄紫はあまり見えないかな。夏にイギリスにいらっしゃる方は、窓際を座ることをおすすめします。イギリス上空に差し掛かったら、窓の外を見てみてくださいね。
イギリスの南東部ケントという地域にあるラベンダーファームに行ってきました。ラベンダーは、7月上〜中旬に見ごろを迎え、刈取り乾燥させポプリを作ったり、オイルをとり、香水、石鹸、食用のオイルでラベンダー入りのケーキやビスケット、アイスクリームを作って販売しています。
イギリスでのラベンダーの歴史は古く、ローマ人がイギリスに持ってきたとされています。17世紀に疫病が流行った時には、病気になるのは汚れた空気のせい(煙突からの煙、糞尿など)と考えられ、貴族を中心に乾燥させたラベンダーなどを小さな袋やハンカチにいれ持ち歩くというのが流行ったそうです。
また、洗濯物をラベンダーの茂みの上に置き乾かしたそうです。ラベンダーの匂いで虫食いの予防になるそうです。その他、船乗りの夫が仕事に行く時には、妻はラベンダー入りのケーキを持たせたそうです。そうすると夫が浮気をしないんだそうです。それと似たようなものに、夫の右の靴の中に乾燥させたラベンダーを入れておくと浮気をしないというものもあります。このように迷信や“現代にも使えそうな?”暮らしの知恵まで、昔からラベンダーはイギリスの生活の中でとても密接なものだったようです。
画像右上:黄金に輝く畑
画像左上:暑〜い今年の夏、川で遊ぶ若者たち
画像右中:薄紫色の畑
画像左下:ラベンダー商品が所狭しと並ぶ。ラベンダーファームにて
画像右下:古くからイギリス人と“密接な関係?”のラベンダー
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