■スコットランドの味 2006.2.6 update

1月の終わりに近づいたある日、スーパーには、イングランドでは珍しいあるものが並びました。それは...ハギス/Haggis。知る人ぞ知る、伝統的なスコットランド料理。私の住む、ここイングランドでは(こちらイギリスでは、一言で言えば、グレートブリテンなのですが、スコットランド、イングランド、ウェールズ、北アイルランドとそれぞれ別の国という意識があります)、この時期だけの期間限定でスーパーに並びます。

なぜかというと、1月25日は「バーンズナイト」と呼ばれるスコットランドの行事があるからです。このバーンズナイトとは一体どういうものかと言うと、スコットランドの有名な詩人、ロバート・バーンズの誕生を祝うというもの。この日の夜は、詩を聞きながら、スコットランドの伝統的な料理ハギスを食べ、ウィスキーを飲み、彼の誕生を祝います。

イングランド出身の夫や、夫の両親は今までこの日を祝ったこともなく、ハギスを食べたこともなかったようです。1月下旬にはイングランドのスーパーには並びますが(北アイルランドやウェールズはどうだかわかりません)、それはイングランドの人が食べる為というより、イングランドに住む、スコットランド人の為のモノという感じなのかなと思います。

今回、ここでこのハギスを取り上げたのをきっかけにスーパーで売られていたハギスを買ってみました(渡英4年目にして初)!! 色々とハギスの感想を人から聞きますが、9割がたおいしくないと答える人が私の周りには多いです。ハギスを食べたことがある方...どうでしょう、お好きですか??

スーパーにはオリジナルハギスとベジタリアン向けハギスの二種類があったので、試しに両方買ってみました(ドキドキ...)。スーパーの棚にドーンと詰まれているのを見て、買う人は少ないのかなぁと勝手に想像...。そんな中、二つもハギスを買う謎のアジア人(私)、レジの人の顔が忘れられません(笑)

さて、ハギスの材料は、羊の心臓、肝臓、肺、食道にオートミール、脂肪、みじん切りの玉ねぎ、スパイス、を混ぜたものを胃袋に入れて茹でたものです。見ためは大きなソーセージのような感じです。が!味が....。ま、人それぞれですので...ね。想像にお任せします。

このハギスと一緒には、"neeps, tatties and nips (of whisky)"。マッシュしたカブ、じゃがいも、とちょっとのウィスキーでいただきます。賛否両論ありますが、ハギスが食べられない人は真のスコティッシュではない!と言うくらい、スコットランドの味なのです。

□バーンズナイトに関するサイト
http://www.worldburnsclub.com/supper/burns_supper_1.htm

画像上:スーパーで売られていた二種類のハギス。
画像中:太いソーセージのよう...だけど。外側のビニール部分を外して温めます。
画像下:カタマリを崩して食べます。お味は....。


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