■イギリス散歩 2004.5.3 update

お天気が悪くても良くても、そんなの関係なしにイギリス人は散歩好きです(もちろんそうじゃない方もおられるでしょうね)。イギリス中にはPublic Footpathというものが至る所にあり、その標識がある場所なら、ここ人の家の畑じゃない?って思う場所も歩くことができます。Public Footpathを紹介したガイドブックが地域ごとに出版されているので、イギリスを旅行する場合は合わせて持ち歩きたいものです。

ガイドブックがなくても、車でカントリーサイドを走っているとPublic Footpathのサインを必ずといっていいほど目にします。きれいに整備された道ではなく、けもの道といった感じの所が多いです。この先何があるのかわからないというドキドキ感が味わえます。時が止まったような村に遭遇したり、ヨソ様の庭や牧草地を通ったり、今は子羊が生まれる時期なので、親子のかわいい羊たちを見つけることができます。独特のどこまでも続くまっ平らな景色を見つけたりと、イギリスを思う存分楽しめます。Public Footpathを歩くマナーは、そのサインの指している方角を次のサインを目指して歩きます。サインの方向以外はすべて私有地ですので、はみださないで歩くことが重要です。

海岸沿いを歩いてイギリスを一周することもできます。主人の友人が昨年このイギリス一周を果たしました。一日平均15マイル歩いて約1年かかったそうです。一周約1万キロだそうです。イギリスではこういう大きなことをやる時はチャリティーとしてやることが多いです。親類や友人、会社などに『こういうことをやるので、もしできたらお金をください』といってそれが達成され、もらったお金をチャリティーとして寄付します。こうなるともう散歩の域を越えてしまいますね。

イギリスにはPublic Footpathだけではなくカントリーパークも数多くあります。カントリーパークの方が歩くための道が整っているように思います。それでも散歩の愉しみはPublic Footpathを歩くのと変わらず、ワクワク、ドキドキ感は持ち合わせています。鴨や白鳥がいる池、季節によって色とりどりの野生の花が咲く森などがあります(もちろん、どこのカントリーパークも同じってことはないですよ)。時期が合い、運がよければ、ラズベリーやブラックベリーなど思わぬ味覚を味わうこともできます。今はブルーベルの咲く時期で、一面にうす紫色の花を咲かせています。

先日、日本から帰ってくる機内の中からイギリスをみたら、緑と黄色のパッチワーク状態でした。緑は、芝生、畑、森で、黄色は菜の花です。5月の初旬から中旬にもなれば、菜の花が満開となり黄色も濃くなることでしょう。窓を開けて田舎道を走っていると、どこか懐かしい匂いをした菜の花の匂いがぷ〜んと車内に漂ってきます。

週末にはそんな懐かしさを求め、ドライブ&お散歩に行きたいと思います。

画像右上:フットパスのサイン

画像左:フットパスを歩いていて見つけた風景
画像中:フットパスを歩いていて見つけた風景。子羊の姿が。
画像右:海岸沿いの風景

画像左:カントリーパークで見つけたブルーベル
画像右:菜の花畑が広がる田舎道


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