暑さのピークも過ぎ、連日33℃前後という過ごしやすい気候になってきたベトナム中部のダナン市です。今年の夏も結局エアコンは買わずじまいで7年目。すっかり暑さにも慣れてしまったのかもしれません。
今年の夏は私にとって思い出の夏になりました。それは今年の目標だったテレビの仕事をする!という念願の目標が叶いました。毎年、毎年、新しい仕事を広げているのですが、数年前から中部エリアのコーディネーターをやっています。最初の目標は日本から仕事が来る事。そしてガイドブック、旅行雑誌、高級女性誌、ファッション誌、途中ラジオ出演などもあり、仕事の幅も広がってきました。
そんな中で今年の目標はテレビの仕事をする事。今までテレビの仕事をしたことが無かったのでどんな事をするのか分かりません。しかしこのベトナム中部、特に今回はホイアンだったので、私のお膝元と言うより庭。不安はあったもののお引き受けさせていただきました。通常雑誌などの撮影は長くて1週間程度、しかし今回の撮影は3週間! しかも撮影隊が来るまでに事前準備に3週間! 予定表が送られてきた段階ですでにGive Up気味でした。しかしここで発想の転換。
日本語のできるアシスタントを雇おう! そう、一人では出来ない仕事でも二人でやればなんとかなる。幸いダナン外国語大学には日本語学科もあり、優秀な学生が沢山居るとの事(そうでない学生も沢山居るとの事)。早速何人か面接をして日本語力を試してみます。みんな日本が好きで日本語を勉強しているので仕事には乗り気ですが、私が一番怖かったのは『ベトナム人は飽きっぽい』と『壁にぶつかると挫折しやすい』と言う事。そう、今の日本の若者によく似ていますね。今回は私にとってもアシスタントにとってもすべてが初めてのこと。日本語力もさることながら重要な選択基準である『チャレンジ精神があるかないか!』で絞った結果、一人を採用する事にました。
契約内容はいたって簡単。
(1)仕事が辛くても途中で逃げ出さない事
(2)優秀な仕事をしてくれたらボーナスを出す事
この二点だけ。
結果、アシスタントのLちゃん、弱冠21歳ながらよく頑張ってくれました。約2ヶ月一緒に仕事をしていたので最近のベトナム大学生事情を聞いてみると、以前私が思っていた以上に最近のベトナムの若い子はチャレンジ精神が旺盛だとの事。もちろん挫折やさぼったりする事も若い子だからありますが、なんと言ってもチャンスがあったらチャレンジしたいという気持ちも強いとの事。『でもそのチャンスがなかなか無いんですけどね』とも言っていましたが。。。
強烈な地方訛りのお年寄りへのインタビュー、砂場で指輪を探すような作業、たった40分のために20時間以上炎天下で繰り返し行われる撮影。撮り直しに飽きて居なくなってしまうおじさんなどなど、二人が初めて体験する事も沢山あり、毎日がチャレンジでした。そう、考えてみれば私がベトナムに移住して起業したのもチャレンジだったんですよね。7年居て暑さにも慣れ、当たり前な日常になっていましたが、毎日がチャレンジ。夏が終わり大学へ戻るLちゃんの当面の目標は『日本語スピーチコンテスト』、そして卒業。更には政府奨学金で日本留学にチャレンジするそうです。
ベトナムの若者よ! そのチャレンジ精神でこの国をより発展させてくれ!
-文中の画像-
画像右上:中部クアンナム省ダナン南方30キロにある古い港町ホイアンの街並。トゥボン川の河口に位置する。
画像左上:アシスタントのLちゃん(21歳)。カメラにも挑戦。
画像中右:取材同行中。
画像中左:インタビューの途中で怒りだしたおじいさん。
画像下右:炎天下でカメラテスト。大きなザル!? 実はザル船。タライ舟のようにこのザルに乗って海に漕ぎ出します。ベトナム女性は日焼けに対して敏感で(日焼けしたくない)、だいたい完全防備をしています。
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画像左:チャレンジはやはり疲れる。しばし休憩のLちゃん。
画像中
:三輪の自転車タクシー「シクロ」に乗るLちゃん。
画像右
:Lちゃんの当面の目標は『日本語スピーチコンテスト』。取材中も新しい日本語をまとめる。
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