|
こんにちわ、夏真っ盛りのダナンです。一年のうち半分以上が暑いダナンですが、とりわけ6月の上旬が一年でも一番暑い時期になります。今はそのピークも越えて相変わらず暑いのは暑いですが朝夕は過ごしやすい気候になってきました。先月『きっと今年もエアコンを買わないのだろう』と書きましたが、やっぱり買わずに過ごしてしまいそうです。
今でこそエアコンのある家もありますが、この国が暑いのはもちろん昨日今日の話ではありません。エアコンの無かった時代から暑い時を快適に過ごす(いや、なんとか乗り切るかな?)すべがいろいろと工夫されていました。
そのひとつは家の造り方。極力光が入らないように、さらに風通しが良いように天井は高く、窓は光が入らないように作ります。中庭を作ったり、吹き抜けを作ったりするのもベトナムの家の特徴です。
また身近なところでは『早寝早起き+昼寝』というのもあります。この時期ベトナム人は朝4時とか5時とかに起きて海に行ったり、主婦は掃除洗濯を始めます。まだ日の射さない早朝が涼しくて作業効率が良いんですね。家の中よりも外の方が涼しくて気持ちが良いのでしょう。路上の朝ご飯屋さんやカフェは6時ともなれば大賑わいです。
早々に朝の仕事を終えた人達は、日中の暑い時間を木陰でのんびりと昼寝をしながら過ごします。実際に日中40℃ともなれば、そうそう活発に行動できるものではありません。少し動けば汗をかき、涼しいときの何倍もの体力を消耗します。昼寝をしてダラダラ過ごすのも生活の知恵と言えない事もありません。
それでも仕事をしないとなりませんから、日中の露店や屋台は木陰のあるところに移動しながら商売を続けます。午前中には道の右側に出ていた屋台が午後には左側に移ってくる。当然、人の家の前に屋台を出す訳だけれど、暑い国の仲間だから『うちの前に屋台出さないでよ!』なんて文句を言うことも無いようです。暑いんだから仕方ないよね。。。という感じですかね。。。
夕方4時過ぎごろからまた街は活発に動き始めます。学校から帰ってきた子供を連れて海に出かける人達、夕涼み客を待つ路上のカフェやフルーツシェーク屋さん。おやつのための肉まん屋さんやサンドイッチ屋さん、路上レストランも開店準備に大忙しです。
5時過ぎから日が沈む頃までは人々の活動のピークです。公園に集まって体操をする人達、そんな人達の周りで貸し自転車に乗って遊ぶ子供達、身長体重測定屋さんなんてのも現れます。そしてレストラン、ビアホールはだんだんと賑わってきますが、ここでも路上が大人気で、お店の中より路上にでている特設テーブルから混んでくるんですよ。
朝は路上で始まり、昼は木陰で過ごし、夜も路上で終わる。これはもうひとつの木陰と路上の文化ですよ。
-文中の画像-
画像上:街路樹も、木陰を作るように枝が広がるものが使われている
画像下:日中、木陰の下で商売する花屋さん
  
画像左:路上レストランただいま開店準備中
画像中:夕涼みをしながらお客さんを待つ肉まん屋さん
画像右:学校前にある駄菓子屋さん
  
画像左:身長体重測定屋さん(一回約30円)
画像中:貸し自転車で遊ぶ子供達
画像右:集まって体操をする人達
|