■列車に乗ってPhong Nha (フォンニャ)洞窟へ 2006.5.16 update

日本もGWでしたが、ここベトナムにもGWがあります。4月30日の開放記念日と5月1日のメーデーが二日連続した数少ないベトナムの祝日です。今年は4月30日が日曜日だったので5月2日が振り替え休日になり、土曜日お休みの企業は4連休という、祝日の少ないベトナムではとても珍しい4連休のGWとなりました。

ここ数年、ベトナム人も大勢観光旅行に出かけるようになってきています。かつてどこの観光地も外国人ばかりだったのが今はどこへ行ってもハノイやホーチミンから遊びに来ているベトナム人観光客の団体でいっぱいです。ベトナムが豊かになってきた証拠ですね。この時期はやっぱり飛行機も列車もチケットを取りにくいので遠出はできませんでしたが、今日は、先日南北統一鉄道に乗ってベトナムの5つ目の世界遺産Phong Nha(フォンニャ)洞窟へ行った時のお話をご紹介します。

14時30分発の列車がホームに入ってきたのは15時10分。この時点ですでに45分遅れています。でも誰も怒る人なんかいません。ベトナム人はなんておおらかなんでしょう。ってそれも違います。ベトナムの列車は遅れるのが当たり前なんです。この日は45分”しか”遅れなかったので、むしろ早く着いたとも言えるかもしれません。

統一鉄道は単線なのでところどころですれ違い待ちをします。これも列車が遅れる原因のひとつ。すれ違う列車が来るまで30分くらい停車していることもよくあります。あれ?良く見ると列車の後ろにしがみついてる人が。。。どうもこの服装からして係員ではなさそうですね。こんな風景に驚いていてはいけません。スピードの遅い各駅停車などは屋根にも沢山乗っている人がいるんです。

列車の等級は、ハードシート、ソフトシート、6人部屋寝台と4人部屋寝台。ハードシート以外はエアコンもついていて乗り心地も悪くないです。ハードシートは乗り心地は悪いですがとっても庶民的です。通路にゴザを敷いて車座になってトランプに興じる人達。旅行が楽しくて走り回る子ども達。そんな中を車内販売する係りの人達。こんな光景を楽しめるのはハードシートだけですね。

今回は距離も長いので4人部屋寝台を使いました。Da Nang (ダナン)から目的地Phong Nha(フォンニャ) 洞窟のあるDong Hoi(ドンホイ)までの料金は16万5千ドン(約1,300円)。以前は外国人料金とベトナム人料金には差があり、チケットにも外国人料金と記載されていたのですが、今は無くなりベトナム人も外国人も同一料金です。これは航空運賃も同じです。徐々にですが外国人料金は廃止されてきています。

料金にはお弁当も含まれています。かつては囚人食などと言われて評判の悪かった車内弁当ですが、最近は結構食べられるお弁当になりましたよ。本日のメニューは豚肉の煮物、豚肉とたけのこの炒め物、漬物と野菜スープ。これに車内販売でイノシシの串焼きとビールを付けて本日の夕食です。車内販売も充実していてビール、ジュース、おせんにキャラメルはもとより、この日買った串焼肉やソーセージ、肉まんやおみやげ物まで売っています。車内販売員は基本的には乗務員がやりますが、時折普通の人がこっそり車内販売をしてたりするのは昔の名残なんでしょうね。

列車がDong Hoiの町についたのはすでに夜9時過ぎ。ここで列車を降りる人、停まったついでに売店で買い物をする人などでごった返しています。この列車はこのままベトナムの首都ハノイまで行きます。さて明日は洞窟見学に行くので今日はこれでおやすみなさい。

-文中の画像-
画像右上:ホームに入ってきた列車
画像左上:すれ違った列車の後ろにも乗客(?)が
画像右下:急行列車のソフトシートは対面ではない
画像左上:4人寝台は快適

画像左:チケットには英語も書かれている
画像中:無料の車内弁当
画像右:Dong Hoi(ドンホイ)駅に到着


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