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旧正月で祝うベトナムは、今日(1月27日)が大晦日の前日です。今年の元旦は1月29日、学校も昨日からお休み、大半の職場も今日からお休みです。
近所の家々では朝から忘年会が始まっています。ベトナムの特に田舎の家では必ず年末に一年の無事を祝ってお祈りをします。お祈りが終わると宴会で、近所の人を呼んで忘年会をやります。どの家でもやりますからこの時期家長は大忙し、朝からお隣、昼からお向かい、夜には裏の家といった具合に忘年会のはしごになります。当然、これは街の至る所で繰り広げられますから、街には朝から酔っ払いが大勢繰り出しています。
その間、主婦も大忙し。宴会の支度だけでは一年は終われませんから、お正月の飾りつけの花を買いに行ったり、三が日は市場も閉まってしまいますから買出しをしたり、お正月のお客様用にお酒を買い込んだりおせち料理を作ったり、もちろん大掃除もやっています。これも街中で行われていますから、酔っ払い運転のバイクや買出しに走る主婦のバイク、休みになって彼女と遊びに行く若者のバイクと街は大混乱です。
街もいつもより賑わいを増しています。街角には恒例の花市も立ち黄色い梅と金柑のような実のなった植木を中心にダリアや菊などの鉢も売られています。最近よく目にするのは、最上段の画像のような盛り花で、去年あたりからよく売られるようになってきました。
また、冬の間お休みしていたナイトマーケットも一時的に再開して、なんと昼間も営業しています。マーケットでは年末商戦に少しでも高く売りたい売り子と、少しでも安く買いたい奥さん達の激しいバトルがそこここで繰り広げられています。
ベトナムで面白いのは、正月近くなるとなんでも値段が高くなることです。生鮮食料品だけでなく、ビールやお酒、タバコなども高くなります。去年の元旦に近所にタバコを買いに行ったら普段の2倍の金額で売られていました。ベトナムでは『お正月に足りないものがあってはいけない』と言って可能な限り買い置きをする習慣があるので、高くても買うと売り手側が分かっています。だから値段を徐々に吊り上げてくるのですが、去年の暮れに大型卸売りスーパーがOPENし、こちらはいつ行っても割引販売価格変動無しなので、今年からは少し事情が違ってくるかもしれませんね。マーケット(市場)での値段交渉は外国人の我々にとって本当に面倒臭いなので、大型卸売りスーパーは在住外国人には強い味方です。
収入も上がってきた昨今では購買力も高くなり食料品だけでなく、テレビ、冷蔵庫の家電品や、もちろん洋服など新年に欠かせない商品などの年末商戦は一段と激しくなっています。お正月の買い物のために一年かけて貯めたお金を全部使っているという感じもします。
あとはお年玉分のお金を残してお正月は買い置きしたもので連日宴会をやって過ごす。お正月休みにどこか遊びに行かないの?と質問すると、買い物でお金みんな使っちゃったから遊びに行くお金無いよ。。。って、そんなに買い置きしなくてもいいんじゃないの?!?!
新しく変わりつつあるベトナムですが、年末のお祈りや新年のお祈りは変わらずに厳かに行われます。今年も古き良き物を忘れずに新しいものも上手に取り込んで更なる発展をしてくれることを祈ります。
画像右上:お正月飾りの盛り花
画像左上:大混乱の街
画像右中:混雑するナイトマーケット
画像左下:元旦のお祈り用のセット
画像右下:紙でできた偽物のお金を燃やして、天のご先祖様と神様に届けます
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