■雨季もまた楽し 2005.11.7 update

日本の梅雨は6月〜7月上旬、ここベトナム・ダナンの梅雨とも呼べる雨季は10月〜2月まで。鬱陶しいのは日本の梅雨と同じです。雨季は不安定なお天気から始まります。日本の三寒四温じゃないですが、3日雨が降ると4日晴れる、4日雨が降ると3日晴れるといった天気の繰り返し、だんだん晴れの日が少なくなって本格的な雨季に突入します。この時期には台風も二度三度と来て、局地的に大きな被害を出したりもします。今年も中部地方で死者が出る台風が二度来ました。

ダナンから30kmほど離れた、世界遺産の街ホイアンもたびたび洪水に見舞われます。かつては1999年にトゥーボン川が溢れて3mほどの洪水になり、ホイアンの街のほとんどが水に浸かってしまいました。去年の11月も1mほどの洪水になり、街の半分が水に浸かってしまいました。50cm程度の洪水はもうしょっちゅう起こるので、ホイアンの川沿いの家はもともと土台を少し高く作ってあるのです。先日、ホイアンに行った時も50cmほどの洪水。顔見知りの子に『洪水で大変だね』と言うと、『洪水?ちょっと川が溢れただけだよ』と、この程度では洪水と呼ばないようです。

ホイアンの洪水は、日本の洪水と違ってゆっくりゆっくり水位が上がってきます。左上と右下の画像は水に浸かった川沿いの道を自転車で水を切って遊んでいる子供達。このあとこの通りはすっかり水没して、小船が道路を走っていました。

そんな雨季ですが、ひとつ良いことがあります。それは『暑くないこと』。乾季は40℃を越えるベトナム・ダナン市ですが、雨季には25、6℃と過ごしやすい気候になります。雨さえ降らなければ観光にはもってこいの気候なのですが、晴れるかどうかは普段の心がけ次第というところでしょうか。。。

そして雨季の楽しみ方をひとつ。本格的な雨季に入るとなかなか雨は止みません。もうこうなったら諦めるしかありません。雨合羽を着て素足にサンダルを履いて雨と一緒に街を闊歩するか、のんびりと雨のしずくと川のように流れる道路の水を眺めながらカフェでゆっくり過ごすとか、つかの間の晴れ間に普段埃っぽい街が洗い流された爽快さを楽しむとか、とにかくブツブツ言っても雨は3ヶ月止みませんから、心をポジティブに切り替えて過ごしましょう。そうそう、暑くないので食欲が出てくるのもこの雨季なんですよ。

ベトナムはいつでも暑いと思っている方も多いかと思いますが、雨季のダナン市近辺は最低気温で16℃くらいまで下がることもあります。もちろん海で泳ぐのは無理です。寒さに弱いベトナム人は25℃くらいでも皮のジャンパーを着たり、毛糸の帽子を被ったりするくらいです。この時期、半袖、短パンで歩いているとすぐ外国人だとわかりますよ。

画像右上:雨のダナン市
画像左上:水が溢れた川沿いの道で、自転車に乗って遊ぶ子供達(画面左)。
画像右下:自転車で水を切って遊んでいる少女の後ろには船の姿が。
画像左下:雨さえなければ、観光には良いシーズンです。


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