■火炎樹が赤くなると学生が喜ぶ? 2005.6.6 update

火炎樹という名の木が赤い花を付ける季節になりました。日本の正式名称は『鳳凰木』、ベトナムではこの木を別名『学生の木』と呼んだりもします。学生の木? 旅人の木は旅人に水をくれるけど、学生の木は学生に何をくれるの? 実はこの木が赤い花をつける頃、ベトナムの学校は夏休みシーズンに入るのです。だから学生達はこの木が赤くなるのが待ち遠しい。最盛期は6月なので、画像の火炎樹はまだちょっと早いですが、夏休みの始まったベトナム・ダナン市の様子をお伝えします。

火炎樹が赤くなる頃、子供達にはもうひとつの楽しみが待っています。それはこちらで『シェリー』と呼ばれるサクランボの仲間の木の実が実ることです。シェリーはCherryのベトナム語読みだと思われます。小さな桜の花をつけ、小さなサクランボが実ります。食べると甘酸っぱくて、佐藤錦とは行きませんがベトナムの子供達の楽しみのひとつです。この木は道端に街路樹としても植えられているので、この時期、長い棒を持って木の枝を降ろしてシェリーを採ってる子供達を見かけることもあるでしょう。

そして、夏休みと言えばビーチ! ダナン市近郊は東南アジアでこの時期唯一の乾季のビーチです。もちろんベトナムの子供達も海は大好き! バイクで10分も走ったらすぐビーチですから、夏休みの子供達の合言葉は『今日海行く?』。

でも、ここで面白いのは、ベトナム人は日中海には行きません。日中ビーチに居るのは外国人だけ。どうして? プライベートビーチだから? いえいえ。違います。答えは『日に焼けるから』です。ただでさえ日に焼けるベトナムの強い日差し、ベトナム人は日焼けを嫌って早朝や夕方ビーチへ遊びに行きます。ベトナムに来ることがあったら是非早起きをしてビーチを見てみてください。朝5時ごろから体操する人、散歩する人、泳ぐ人が沢山いて、まるで湘南海岸みたいですよ。

しかし、最近の子供達は遊んでばかりもいられないようです。夏休み前のこの時期、TVでは夏期講習の募集が盛んに行われています。休みの間も塾へ通う子供たちも多くなってきています。学習塾はもちろん、幼稚園の夏季保育、英語教室、パソコン教室などなど。少子化政策を行ってきたベトナムでは子供の教育もブームであり、うかうか遊んでもいられないのも現状のようです。勉強も大切だけど、夏休みにしかできない遊びもあるから十分遊んで欲しいですけどね。

それともうひとつ。。。これは私の家に限ったことなのですが。。。エアコンの無い私の家はいつもドアが開けてあります。ドアが開けてあるといつの間にか近所の子供達の溜まり場になってしまいます。それは。。。衛星放送の入っている我が家はいつでも漫画が見られるからなんですね。。。こらこら君たち、ここは幼稚園じゃないんだぞぉ〜!


画像右上:咲き始めた火炎樹
画像左上:シェリーの実をとる子供たち
画像右下:ホイアンのビーチ
画像左下:いつの間にか我が家にいる子供達



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