|
先月も世界遺産の話を書きましたが、3月24日に世界遺産のミーソン遺跡に日本のODAでミーソン資料館がOPENしました。このミーソン資料館では、ミーソン遺跡の立体地図や実際の遺跡の柱を展示してその違いを解説したり、写真パネル展でミーソン遺跡の見所を解説しています。
また、ミーソンの聖堂を再現したジオラマや、戦争の時に破壊されてしまった高さ27mのA塔と呼ばれる塔の、在りし日の写真も展示されています。オープニングセレモニーには、在ベトナム駐在日本大使も参列されていました。
ステージではチャム族の伝統的な踊りに加えて、日本語を勉強しているベトナム人学生たちによる盆踊りも披露されていました(英語のアナウンスはTraditional dance of "BON")。でも、いきなりPOPな洋楽が掛かったのにはビックリしましたが、その後、河内節や東京音頭に合わせて浴衣を着たベトナム人学生が踊る中、見学に来ていた外国人やチャム人も輪になって踊っていました。みんな新しい物を吸収しようという元気があります。
セレモニーには地元高校生も招待され、テープカットの後、引率の先生から『これから館内を見学します』の声に、地元高校生は歓声を上げて喜んでいました。知らないことをすることができる喜び。子供が新しいおもちゃを貰ったときのような興奮です。
残念だったのは、盆踊りに参加した日本人がいなかった事。日本人の参列者が少なかったこともありますが、素直に感情を表現できなくなってしまった『先進国民日本人』『元気の無い日本人』に寂しさも覚えました。書いてる私も参加できませんでしたが。。。
日本のODAはベトナムに大いに貢献していると思います。でも、その結果が時間とともに忘れ去られてしまうのも事実です。こうして若い世代をセレモニーに招いて、若い世代が次世代に繋いでいく。そしてそのベトナムの若いパワーを日本人も見てチャレンジする心をもう一度思い出して欲しいと感じたセレモニーでした。
アントニオ猪木曰く『元気があればなんでもできる!』。ベトナムからは『元気のODA』を日本にして欲しいと思ったセレモニーでした。
画像上:開館のテープカット(中央が在ベトナム駐在日本大使)
画像下:浴衣姿のベトナム人学生
画像左:館内の説明を受ける在ベトナム日本大使
画像中:館内を見回すベトナム人高校生
画像右:盆踊りに飛び込み参加するチャム人女性
|