学校が6月30日で終わり、待望のバカンスシーズンがやってきました。オフィスでも子供のバカンスに合わせて休暇を取る人達の空席が目立ちはじめる時期です。
7月は自転車競技の最高峰と言われる一大イベント、トゥール・ド・フランスが開催されます。3日のプロローグから25日のゴールまで、途中2日の休みをとるだけで約3360キロを走破します。今年は、無敵のチャンピオン、アメリカのアームストロング選手が6連覇を成し遂げるかどうかに注目が集まっています。山間部の急な上り坂でもまったく衰えを見せずにペダルをこぐ脚の動きは、「コーヒーミル」などと呼ばれているほど。今年はスタート直前に暴露本の出版もあり、アームストロング選手の動向が気になるところ。
ここ3〜4年ほどドーピング疑惑が後を絶たず、イメージダウンした感は否めないのですが、沿道では毎年多くの人々が選手に声援を送っています。トゥールの行程をキャンピングカーで追い、選手を応援しつつバカンスを過ごすという人々(振られる国旗を見ると、フランス人だけではなくて、ヨーロッパ各国からやってくるのが判ります)もいて、その応援ぶりを見るのも楽しいもの。
テレビでは疾走する選手たちのバックに広がるフランス各地の景色も見られ、昼間の生中継にもかかわらず、夏休みともあって多くの視聴者がいます。もし日本でダイジェスト版などを見る事があったら、ぜひ背景もご覧になってみてください。以下のサイトに今年のコースが紹介されています。興味のある方は是非どうぞ。http://www.letour.fr/2004/presentationfr/parcours.html
最近の好天に恵まれて、ハーブが元気よく育っています。毎日の料理によく使われるパセリやタイム、ロリエなどはもちろん1年中八百屋やスーパーで買えますが、この時期は小さなプラスチックのポットに植えられた様々なハーブも売られています。庭を持っている人に限らず、アパルトマンでもプランターや鉢にハーブを寄せ植えする人は多いのです。どんなサラダにもあうパセリやシブレット、夏の食卓に度々登場するトマトとモッツァレラチーズのサラダに忘れてはならないバジリコ、ちょっとした料理に欠かせないタイムやローズマリー、フルーツサラダをさっぱりと仕上げるミントなど、使う分だけそのつど摘み取るので、新鮮さでこれに優るものはありません。
プラスチックのポットのままキッチンに置いて便利ですし、居間の窓辺に置くなら素焼きのミニプランターなどに植え替えて、ちょっとした香りの良いグリーンインテリアにするのも楽しいもの。最近では「部屋の中で育てるミニトマト育成キット」なるものまで現われて、都会に住む人々もこういうものに憧れがあるのだなあと思わせます。
画像右上:タイム(フランス語で "thym/タン")2種類。(左)は普通のタイムで、ラタトゥイユをはじめとした様々な煮込み料理につかわれます。(右)は爽やかなレモンの香りが加わったレモン・タイムで、フレッシュ・シェーブルや、デザートなどにも。
画像左上:少し甘い香りのエストラゴン(左)は、細かくきざんでサラダドレッシングに混ぜたり、鶏肉のソースに加えたりします。(右)爽やかで強い香りのローズマリー(フランス語で "romarin/ロマラン")は、 煮込みにもグリルにも使われる万能選手。煮込んでも柔らかくならないので、香りが充分についたら食べる前に取り出した方がよいでしょう。
画像右下:田舎から持ってきて鉢に植えたバジリコ(フランス語で "basilic/バジリック")。パスタにサラダにと夏の食卓には欠かせませんが、これはまだちょっと小さいですね。
画像左下:八百屋さんで買ってきたバジリコは、すぐに使えるくらいに成長しています。
【短信】こちらではサッカーのユーロ2004の真っ最中で、昨日、ドイツチームがチェコの2軍チームに完敗し、今年は強豪と言われるイタリア、スペイン、ドイツが早々と予選敗退となってしまいました。自国のチームの試合時間には、どこの国でも外に人影がなくなるらしく、先日のフランス対スイスの試合では1500万人のフランス人がテレビ観戦をしたということです(全人口の約4分の1)。(6/24)
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