| ■Noëlにむかって |
2003.12.1 update |
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寒かった10月と変わって、11月はいつもの年よりいくぶん暖かかったようです。例年ならば既に葉を落とし、枝を刈り込まれているはずのプラタナスも、まだ葉をつけたままの木が目につきます。それでも11月下旬になると、今年もまたデパートや有名ブランドのクリスマスプレゼントのカタログが届きはじめ、グラン・マガザン(百貨店)のウィンドゥがクリスマス一色になり、商店街にもイルミネーションが設置され、すこしずつクリスマスの装いになってきました。
毎年この時期賑わうのは、何と言っても百貨店のウィンドゥ。ギャルリー・ラファイエットは今年も去年と同じく建物の壁面いっぱいのイルミネーションで美しく輝いています(神戸のルミナリエに似ているという人もいます)。ウィンドゥの方は少し色をおさえめのディスプレイ。隣のプランタンは大きなハート型のランプを配した壁面のデコレーションこそ少しばかり地味な気がするものの、ウィンドゥはカラフルなあやつり人形やぬいぐるみが音楽に合わせて踊り回るというたいへん賑やかなもので、子供達の目をクギづけにしています。
このウィンドゥに面した鋪道には風船売りやお菓子を売るスタンドなども出ていて、ちょっとお祭りのような雰囲気。百貨店の周辺は普段から観光客を始めとして人出が多く、週末などはまっすぐ歩くのもままならない程ですが、この時期はウィークディもたくさんの人々で混雑します。週末の午後などは買い物客の他にこのウィンドゥ見物に来る人々も加わって、通勤・通学のラッシュ時のような混み具合。スリなどの被害にあわないよう、よくよく注意が必要です。
今年も郵便局が主催する「サンタクロース事務所」がオープンしました。場所はボルドー市のあるジロンド県のリブルヌ町。ちなみにフランスではサンタクロースとは言わず、『Père Noël(ペール・ノエル)』と呼びます。今年で41回目となるこの事務所では、サンタクロースの60人もの秘書が子供達からの手紙にせっせと返事のカードを送っています。去年は83万通以上の手紙と4万3千のeメールが送られてきたそう。
宛名が「Père Noël」となっていれば、「銀河系小熊座の向こう側3本目の通り(!)」などという住所を書いてあっても、ここに配達されることになっています。サンタ秘書の話によると、手紙を送ってくるのは3〜8歳の子供達がほとんどですが、夢を失いたくないという若い人々や年配の方々の手紙もちらほらと見かけるそうです。
画像右上:商店街も飾りつけを始めてクリスマスの準備。
画像左上、右下、左下:百貨店が休みなのにもかかわらず、クリスマス・ウィンドゥの見物客で大混雑。子供だけでなく、大人もその見事さに目をみはるほどの素晴らしい出来具合いです。
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