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日本では4月の末からゴールデンウィークですね。皆さんは何処かへお出かけになるのでしょうか?今年の5月、フランスでは祝祭日が木曜日にあたることが相次いで、その祝祭日と週末とにはさまれた金曜日に有給休暇をとると4連休になる、というのが3回もあります。ちなみに休日にはさまれた日を休んで連休にすることをフランス語では "faire le pont(橋をかける)"と言います 。1回目は5月1日皆さんご存じの「メーデー」、2回目は8日の「第二次世界大戦戦勝記念日」、3回目は29日の「キリスト昇天祭」です。
このように4日のミニ・バカンスを取るのはまだ序の口で、5月1日から5月11日までの間に5日の有給を使って11日間、5月29日から6月9日までの間に6日の有給をとって13日間のバカンスをとる人も珍しくないようです。特に週労働時間35時間制度が施行されるようになってから、有給休暇を増やした会社が多く、うまく「橋を架けて」長い週末を楽しむ人が多くなったのでしょう。
「ここで私が休むと仕事がうまくまわらないかも・・・」などと考えて有給を取るのを躊躇する人はあまりいないようで、管理者にとっては頭の痛い時期なのです。一般のお客さん相手の仕事(カウンター業務や接客業務)がメインの会社などは、業務に支障をきたす恐れを事前に察知して、有給休暇の取り方に制限を設けているところもあるそうです。
さて、この4日間に何をするか。まず半分以上のフランス人は家にいて、出かけるにしても日帰りで近場にドライブ、泊まり掛けなら親兄弟の家というのがお決まりのコース、という感じでしょうか。もし田舎にセカンドハウスを持っているラッキーな人々は、一族郎党、嬉々としてそこに行くでしょう。
もちろんこの4日間、いわゆる観光旅行をする人々もいる訳ですが、人気なのは最近旅行各社が力を入れている、3〜4日のミニパッケージ。宿泊と交通費のパックをベースにして、テーマ別にいろいろなオプションを付けられるようになっています。歩くのが好きならトレッキング、歴史に興味があるなら史跡巡り、グルメには郷土食材巡りなど、チョイスが豊富なのも人気の理由でしょう。
もう1つ、タラソテラピーをはじめとしたリフレッシュのためのミニパッケージも人気です。タラソテラピーも温泉・鉱泉療法も、本来医師の処方に従っての治療が第一で、期間も21日間というのが基本でしたが、最近はストレス解消、ダイエット、禁煙、エステ、リフレッシュ等を目的にした1週間、あるいは週末のみといった手軽なパックがいろいろあって、パンフレットもたくさん出ています。 パンフレットの写真に出ているのはスリムな女性ばかりですが、実際の利用者はちょっと健康が気になる実年世代や、日常ストレスにさらされている管理職などが多いようです。
画像上、中:メトロのホームに貼られている県ごとの観光案内
画像下:連休が多い時期になると、雑誌の広告にも様々な観光案内が登場。フランス国内だけでなく、スペインやイタリアの広告も。
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