| ■バンコクっ子のハートをさらったマレーシアのスマイルフェイス「ロティボーイ」と謎の新商売 |
2006.5.16 update |
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マレーシア発のチェーン店「ロティボーイ」が「バンコクの原宿」ことSiam Squareに店を構えたのは今から半年ほど前。甘いコーヒーの香りのする店の前にできた50人以上の行列に、並ぶのが嫌いなタイ人気質から考えて眼を疑った。
このロッティボーイ、イスラム教徒が食べるパンケーキのような料理「ロティ」とは似ても似つかない菓子パン。メロンパン大の大きさで、外側はカリッとしていて中はふわふわもちもち、コーヒー風味のバタークリームが入っている。タイ人の同僚曰く、外の袋の上からくしゅっとつぶして食べるのがオツなのだとか。油っぽくって甘くて、どちらも苦手な私は半分も食べられずにギブアップしたけれど、細くてランチもあまり食べないはずのタイ人同僚までぺろりと平らげたときにはビックリした。タイ料理=激辛で知られているけど、実はタイ人は無類の激甘好きでもある。
マレーシアのチェーン元は、タイにノウハウを盗まれないため、元のパンをマレーシアで完全に作って、仕上げだけタイでやるということだったのだけれど、コピー天国のタイはそんな規制なんて何のその、なんちゃってロティボーイが続出中なのだ。なんと、タイの「東大」と呼ばれるチュラロンコン大学の学食でも堂々となんちゃって版が半額以下で販売中、Siam Squareのロティボーイの真横でも、コーヒーバンとかいう店が開店準備中。真横でやっちゃう容赦のなさがタイらしい。
さてさて、このロティボーイ、最近行列が減ってきたなあと思いきや、何と新手の商売が始まったのだ。要は「並び屋」。大量のロティボーイを並んで買って、Siam Square駅前で売りまくるのだ。並ばずに買えるとあってなかなか人気のよう。
試しに1ついくらか聞いてみたところ、30バーツ(90円)とのこと。ホントは1つ25バーツだから、1つ売って5バーツの儲け。売ってるおばちゃんおじちゃんたちは、風貌からして屋台のおばちゃんやトゥクトゥク(三輪バイクタクシー)の運転手のような感じ。確かに、1つ売って5バーツ儲けなら、まっとうにラーメン屋台で麺一杯20バーツで売るより割がいいのかも? いやはや、何でもアリのタイだけど、この新商売には久しぶりにちょっとビックリ!
-文中の画像-
画像右上:看板。1つ25バーツと書いてある。
画像左上:お店の外側の壁には、これまで紹介されたメディアの記事などが誇らしげにまとめられている。
画像右下:これがロティボーイの袋。油が外側までにじみ出ている。
画像左下:こちらがロティボーイ。
 
画像左:真横に開店準備中のミスターバンの垂れ幕。こちらもかわいいキャラで売ろうとしているのか?
画像中:クリーム色の袋を沢山持っているのが「並び屋」。販売中。
画像右:こちらも並び屋のおばちゃん。駅前で販売中。
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